収支概算を公表します:[Web標準の日々]

お金のにおいが強すぎるとか1600万円強の利益があるはずとか、好き放題言われるのはよいのですが、ご参加いただく方には気持ちよくご来場いただきたいので、現時点での収支概算を公表します。

  • この規模のイベントでは、イベント制作会社をかますのが一般的です。軽く200万は飛びます。昨年の[Web標準の日]でかなり痛い思いをしたので、これを削っています。
  • 基本的に会場は先払いなので、持ち出しが必要です。
  • 赤字になったときに、負担するのは株式会社スイッチです。
  • 「supported by デジタルハリウッド」となっていますが、ただで教室を貸してくれるわけではありません。ただで手伝ってくれるわけではありません。
  • 動員目標1300人はのべ人数です。単純にユニークユーザーは650人。ただし、いずれかの日しか参加されない方もいるので、850人くらいです。
  • 主催の経費として計上しているのは制作費のみです。これは外注に出したら倍以上はかかります。
  • 膨大な時間の準備時間がかかっていますが、それにかかる人件費等は、このままでは計上するのは厳しいです。
  • 「カンファランスバッグいらない」とか「ノベルティ(書籍)いらない」とか、そういう意見もあると思います。配布物を入れるものは必要ですし、ある程度の損益分岐が見えた時点で(途中から返金はできないので)ノベルティとしての配布を決めました。そんなにムダ使いではないと考えます。
  • モデレータ:各会場で、終日、司会進行を行ったり、また、事前の出演交渉や内容の相談など、動きには見合わない金額だと思います。
  • 地方割があるセミナーなんて、あまりないと思います。
チケット収入 先行 13,000 69 897,000
一般:通し券 16,000 259 4,144,000
一般:バラ 10,000 328 3,280,000
協賛費 6,900,000
会費 アフターパーティ 2,000 230 460,000
収入小計    15,681,000
会場費 3ビル、4フロア 3,714,000
人件費(撮影費、モデレータ、講師料) 6,277,175
ノベルティ 書籍 819 1,000 819,000
企画費 デジハリ 350,000
制作費 500,000
入場パス 66,500
印刷代 ガイドブック等 950,000
書籍買い取り WebSite Expert 105,000
書籍買い取り web creators 105,000
通信費 84,000
カンファランスバッグ   262,500
販売手数料 イープラス(12%) 1,018,520
会費 アフターパーティ 3,500 230 805,000
経費小計    15,056,695
差額 624,305

追記:

収支概算の明細があまりに露骨だということで、一部、合算しました。会場費等、特別対応いただいている関係者の方にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション