このページは、CSS Niteに出演される方への伝達事項や申し送りなどをまとめたものです。2008年からパスワード制限などをかけずに公開しています。
作成日:2008年09月30日、最終更新日: 2022年03月17日 5:44
ご講演時には、次の4点についてお願いします(事前にPDFをダウンロードいただけます)。
それぞれの理由についてはこちら。
青田 努さん がまとめられた「教え方がうまい人は何をしているか?」(「口語で教える場合」編)が非常に参考になります。 立体評価とともに準備の際の自己診断としてご利用ください。
青田さんに許可をいただいて掲載しています。PDFのダウンロードも可能です。
CSS Niteでは、PowerPointの発表者ツール(Keynoteの「発表者ディスプレイ」)はご遠慮いただいています。スクリーンにと手元のPCでは同じ画面を表示してください。つまり、基本的にはミラーリングを前提にご準備ください。
スライドだけで行う場合には問題ないといえばないのですが、ブラウザーやアプリケーションに切り替えて操作デモを行う場合、スクリーンを見ながら操作しなければならないため、参加者に背中を向けてしまったり、なにより操作しにくく、 ぎこちなくなくなるためです。また、「返しのモニター」を準備している場合にも、振り分けに手間取ります。
「次のスライドが知りたい」「メモを読みたい」は、事前準備で解消いただければと考えています。
4:3の会場であっても、今後は、16:9(1280-720、または16:10、1280-800くらい)のアスペクト比にてスライドをご用意ください。
ワイドスクリーンの会場が増えてきました。スライドのアスペクト比が一致しないと上下、または、左右にアキが出て、小さく表示されてしまいます(前後のセッションと比べ、貧相に見えてしまう)。
後からの修正は面倒なので、スライドを制作する前にご確認ください。
次をご確認ください。
告知用の素材(マテリアル)のご提出をお願いします。
概要やプロフィールは後で修正することも可能です。修正はお気軽にお申し付けください。
セッション概要は、参加者のファーストコンタクトとなる重要な情報です。
セッション概要を作成には、次のエントリーをご覧ください。
肩書きの会社名、プロフィール内のブログ等へのリンク先(URL)は明記してください。可能な限り、MarkdownまたはHTMLにてご用意ください。
プロフィールには、次の項目なども盛り込むことをご検討ください。なお、著書名は『』でくくるのが一般的です。
※「(URL)を参照」というカタチでお知らせくださっても結構です。
CSS Niteでは、セッションのスライドや音声などの資料、および、ビデオを公開することを前提にしています。ご理解とご協力をお願いします。NGの場合には、打診の段階でお知らせください。
なお、有料版の場合、当初は参加者のみに資料(スライド、音声)を公開し、少し時間をおいてから(おおよそ90日後)一般に公開するという手順を踏んでいます。
基本的に、清潔であればドレスコードは問いません。
ぜひ、ブログやSNS、会社のサイトなど、可能な限りの告知をお願いいたします。これまでのお客様やご友人にも、ぜひ、ご出演をお知らせください。
直前に「そういえば、明日出演します」と書いていただいても、参加を締め切っていたり、また、参加したいと思っても“今日の明日”ではスケジュール調整が難しいかと思われます。せっかくですので、早めの告知をお願いします。
配偶者やお子様、および、秘書的に行動する人は招待扱いとしますので、事前にお知らせください。
そのほかの関係者枠、招待枠はご用意していません。優先すべきは参加者である、という方針から、プレス枠さえありません。 なお、社内の方の参加に関しては、割引を設けますのでご相談ください。
著者の方はご自身の著書を、また、会社で制作されたノベルティなどがあれば、会場プレゼントとしてご提供いただければ幸いです(特別に何かを購入いただいてご用意いただく必要はまったくありません。逆に、そのようなことは避けてください )。全員プレゼントでなく、1点でも数点でも歓迎です。
ご提供いただける場合には事前にお知らせください。写真を添えていただけば、サイトで紹介するなど、告知効果にもつながりますし、セミナーへの期待感につながります。
著者の方は、サインのためにマーカーを携行してください(ご著書をプレゼントとして提供いただける場合には、事前にサインをお願いします)。
セミナーイベント終了後、「フォローアップメール」というメールを参加者向けに発行します。終了から3日以内にご用意ください。事前にこれを見越して準備くださいますと助かります。
ご自身のブログ記事やnoteに誘導するカタチでも結構です。
該当イベントの参加者の個人を特定できる名簿(お名前とメールアドレス)は、お渡しいたしません。
参加者属性(男女比、年齢比、おもな職種など)の集計、また、参加される方の企業名などを、事前にお知らせします。
カウントダウンメールやフォローアップメールにて、告知されたい内容(書籍の出版やセミナー開催、サービス開始など)があれば掲載いたします。
セミナーと関係ないタイミングでも、CSS Nite公式サイト、CSS Niteからのお知らせにてご紹介することも検討いたしますので、お気軽にご連絡ください。
現在、CSS Niteでは、アンケートで、次の3つの軸で評価いただいています(「立体評価」と呼んでいます)。
評価項目 | 意味合い |
---|---|
理解できた | 参加者のレベルを理解し、適切なレベル設定を行っているか |
楽しめた | トークや演出、ワークショップなどを通じて、楽しい時間を過ごせるような配慮ができたか |
役に立った | 仕事に役立つ情報提供を行っているか |
5段階評価です。及第点を4.0とお考えください。4.5はなかなか出ない数字です。
なお、CSS Niteとしては「楽しめた」を重視しています。
基準として設けている謝礼とお支払いサイト等のご案内です。
薄謝で申し訳ありませんが、CSS Niteの報酬ガイドラインは下記のようになっています。イベントによっては無償でお願いしたり、これ以上の金額をオファーすることもあります。
個人 | 法人 | 目安 | |
---|---|---|---|
LP | 30,000円 | 30,000円+税 | 40-50分 |
25,000円 | 25,000円+税 | 25-40分 | |
After Dark | 20,000円 |
20,000円+税 | 40分 |
主催者がCSS Nite実行委員会でない地方版では、独自の取り決めを行っています。下記はガイドラインです。何か不明点やお困りの点があればご相談ください。やりとりの際には、CCに鷹野を入れていただければ幸いです。
請求書を発行いただき、指定口座にお振り込みいたします。基本的に開催月の月末〆、翌月末にご指定口座にお振り込みいたします(※当日精算ではありません)。
請求書のフォーマットは問いませんが、できれば、A4サイズにしていただけると助かります。
【郵送の場合】 | 【PDFの場合】 |
---|---|
下記までご郵送ください。 東京都足立区足立4-13-18 |
PDFはZIPなどで圧縮しないで添付してください。 CSSNite.pdfでは、取り扱いに困ります... |
間違いのないように心がけていますが、万が一「入金が確認できない」「金額が異なる」といったケースがありましたら、お気軽にご連絡ください。
入金関連でご不明点があれば、お気軽にご連絡ください。
Facebook内にCSS Nite登壇者向け というグループがあり、出演後に、加えさせていただいています
。
不要な場合には、さりげなく抜けてください。
CSS Niteでは、下記のようなことを通じて、出演いただく方のブランディングにつながるようなバックアップをさせていただきます。
下記のスケジュール感にて、事前にご用意いただけますようお願いします。
直前に完成するのと、少し早めにほぼ完成するのでは、やはり、到達する完成度が異なりますし、講演者が複数の場合、事前にお互いの内容を把握しておくことは、イベント全体としての一体感にもつながります。
第三者からのちょっとしたフィードバックで、セッションの質は確実に向上しますし、主催者/司会進行としても、内容を把握しておくことでスムーズな進行を行うことにつながります。
完璧なものでなくても結構ですので、ある程度の段階でお送りください。
そのセッションで一番伝えたいこと、また、ざっくりとしたロジック(話の流れ)について、セッション概要の提出時に確認させてください。
タイトル:『Fireworks as phoenix(おめでとう、Fireworks 10周年!)』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・FireworksはCS製品群の中で、明確な役割を与えられ、生き残っていく
(当面は安心して使い続けられる)
・パーツ制作のための強化はもちろん、インタラクティブなカンプ制作
複数ページのプロトタイプ制作ツールとして機能強化しており、Web制作の強い味方となりうる。
・Adobe AIRのパッケージング:
轟さんのセッションをにらんでアプリ連携に入れる?
・XHTML + CSSの書き出し
・ライブスタイルツール
それぞれの項目をブレークダウン(=詳細に分化)して、時間配分とともに詳細な流れとして落とし込んでください。デモがある場合には、デモネタ(データ)も確認させてください。
タイトル:『Fireworks as phoenix(おめでとう、Fireworks 10周年!)』
正味:40分(質疑応答含まず)
------------
●自己紹介 【1分】
著作など
------------
●Fireworksとは 【5分】
・Webグラフィックの制作にどのアプリケーションを使う?
・ImageReady
(リリース後、Photoshopに同梱され、CS3で消えた)
・Photoshop
不便な点を紹介
・Illustrator
不便な点を紹介
↓ ↓ ↓
・Fireworks
Illustrator+Photoshop+ImageReady
72 dpiのIllustrator
●Fireworksの基本 【9分】デモ
キャッチーな機能を紹介
・角丸
・エッジの堅い線
・リサイズ(ピクセル指定が可能)
・マスキング(エッジをぼかすとの組み合わせ)
・分割ビュー
・スライスとロールオーバー
・ボタンシンボル
・9スライス(グラフィックシンボル)
・カラーの検索・置換
・ライブなフィルタ
↓ ↓ ↓
理想的なワークフロー:
Illustrator、Photoshopで下ごしらえ、
Fireworksで仕上げ
●Fireworksの立ち位置と将来性 【5分】一部デモ
・Adobe CS3
アドビ+マクロメディア合併後、初のリリース
「プロトタイプ作成ツール」としての位置づけを与えられる
・プロトタイプ作成
フォームのモックアップ制作(共有ライブラリ)
・複数ページの扱い
共有パーツの一括更新と、クリッカブルなまま書き出し
●Fireworks CS4の機能強化(1)アプリ単体【8分】デモ
<ワイヤーフレーム作成>
・メジャーツール
・スマートガイド
<パーツ制作>
・テキストのラスタライズの強化
・角丸(%だけでなくピクセル指定)
・ライブになったグラデーション
・強化された9スライス
●Fireworks CS4の機能強化(2)アプリ連携【8分】デモ
・Illustrator
自動カーニングを保持したままのテキストのコピー&ペースト
・Photoshop
カラーマネジメント
レイヤーカンプの扱い(省略?)
・Acrobat
PDF への書き出し
------------
●まとめ 【2分】
プリントアウトの手間や費用などを省くという意味もあり、CSS Niteでは基本的に当日の資料配付は行わないことが多いのですが、ないよりもあった方がいいことは当然です。
セミナーの満足度を上げるために、下記の方向性をぜひご検討ください。
MT4LP5の際、「穴埋め式」のレジュメ(A4ペラ1枚)を配布したところ非常に好評でした(終演後に穴埋めされた資料をPDFで配布)。
なお、配布資料がある場合、1週間くらい前までにいただければ、主催者サイドで人数分プリントアウトします。デッドラインは3日前です。
スライドなどのデータ共有は、Dropboxのフォルダー共有を利用しています。
同じセミナーイベント内に複数人がいる場合、何度か出演いただく場合、バージョン違いのものをお送りいただくことなどを想定して、「CSSNiteOsaka26-takano_v2.pdf」のようにネーミングいただければ助かります(スライドだけでなく、デモデータも同様)。
ご参考:ファイル添付のマナーとルール - DTP Transit
CSS Niteでは、 講演者の方にセッション終了後の質問をご用意いただいています。
そのほか、告知事項(書籍、セミナー、サービスリリース)なども、ご本人からよりも、第三者から話題を振った方が効果的です。
すべて使うかというとそうでないケースもありますが、2-3個、ご用意いただけますようお願いします。
同時に、セッション開始時に、触れて欲しいことについても
少しでも参考になるところがあれば幸いです。
基本的になんでもOKです。
なお、普段、Windowsをお使いの方で、PDFに書き出す場合には「フォント埋め込み」を行うことをお忘れなく。
うまくできない等の場合には、元のPowerPointファイルをお送りくだされば、こちらでPDFに変換します
InDesignやIllustratorなど、カラースペースがCMYKのデータを、RGBのPDFにする場合、色味(いろみ)が変わってしまうことがあります。PDF変換前に、RGBに変更しておくとよいかもしれません。
それぞれ好みがあると思いますが、「MS ゴシック」や「MS Pゴシック」を使わず、次のいずれかのフォントを使われることをオススメします。
ご参考
全体の流れの基本として、下記を盛り込んでください。
なお、節目ごとに、話の流れが変わったことを示すために「章扉」のようなスライドをはさむとメリハリが出ます(右図の緑で塗りつぶされている箇所)。
「アジェンダ」という用語は、ユーザー層によっては意味不明です。「このセッションの流れ」「目次」などに置き換えていただいた方がよいかもしれません。
シナリオ、および、プレゼン資料は、事前にいただければ、フィードバックいたします。
PRセッションなどで出演される方には、前後の講演者内にプレゼン資料を入れていただくケースがあります。この場合にはPDF to Keynoteを使うと、PDFファイルをKeynoteファイルに変換できます。
テキストと画像の配置について
インターネット接続を前提としていながら、なんらかの原因で、それが不可能な場合もあります。最悪の状況を想定して、インターネット接続ができない場合の準備も視野に入れてください。
デモに関してはキャプチャを撮っておいたり、操作画面をムービー化しておくなどの対応が考えられます。
プロジェクタ、および、会場の照明にもよりますが、パソコンでの見た目はスクリーンに投影するとニュアンスが変わることがあります。
▲左:会場、右:PCでのキャプチャ
▲奥:会場、手前:PC
次の用語は、新聞や雑誌など、一般的な編集作業ではひらきます(=ひらがなで表記します)。
NG | OK |
---|---|
物 | もの |
事 | こと |
時 | とき |
出来る | できる |
下さい | ください |
為 | ため |
有る | ある |
無い | ない |
全て | すべて |
〜の様に | 〜のように |
様々な | さまざまな |
分かる | わかる |
WEB | Web |
『記者ハンドブック』、『日本語表記ルールブック』 、 『朝日新聞の用語の手引』をはじめ、新聞・雑誌・書籍など、きちんとした編集者の手が入っているものでは、上記のように表現されています(電車の中吊りなども同様)。
漢字変換し過ぎの人は、まずは自分で手書きしたときに漢字で書くかどうかで判断したらいいと思います。「為に」とかめったに書きませんよね。→【事→こと、時→とき】素人さんの原稿にありがちな平仮名にしたほうが読みやすい文字 https://t.co/thRmsi1qdP
— Motoki Kobashigawa (@motokik) 2015, 5月 18
セッション全体の信用度が損なわれないように固有名刺は裏を取りましょう(=サイトや書籍などで確認しましょう)。
NG | OK |
---|---|
Javascript | JavaScript |
DreamWeaver | Dreamweaver |
PhotoShop | Photoshop |
FireFox | Firefox |
USTREAM | Ustream |
MOVABLETYPE MovableType |
Movable Type |
Word Press Wordpress |
WordPress |
こちらも合わせて。
誤 | 正 | 備考 |
---|---|---|
WEB | Web | 省略語ではないので、すべて大文字のWEBという表記は正しくない。 ただし、ちょっと状況が変わりつつあります(今年から‘Internet’は死語になる | TechCrunch Japan) |
アンダーバー | アンダースコア | アンダーバーは和製英語 |
ワイヤー | ワイヤーフレーム | 口頭ではよいがスライド上では略さない |
パス | パスワード | 口頭ではよいといえばよいがスライド上では略さない また、ディレクトリの「パス」(path)とも紛らわしい |
pass | password | |
アイパス ID/PW ID/pass |
ID/パスワード ログイン情報 |
|
ヒヤリング | ヒアリング | 絶対に間違いとは言えないのですが… |
「CSS Nite」や「CSS Nite in KYOTO」のように表記をお願いします。
次の表記は誤りです。
持ち込みのPCやプロジェクタその接続にあたり、事前にご確認ください。
次のものは、事前にお知らせいただければお貸しできます。
USBポートにレシーバーを指して使うスライドのリモコンです。
ドライバーは不要です。接続時にキーボード設定画面が出ることがありますが無視してください。
開場前にランスルーを行います。主にスクリーン出力のテストを目的とする「テックリハ」(テクニカル・リハーサル)だけでなく、ステージへの入場/退出のダンドリなども兼ねます。
下記のチェックポイントは、基本的なことですが、本番直前だと慌ててしまったり、忘れてしまうこともありますので、よろしくお願いいたします。
なお、複数人の出演者で構成する場合、トップバッターからテックリハを開始し、順番に行います。最後に、トップバッターの方の機材をそのままにします(「順リハ」と呼びます)。
基本的には内容のリハーサルは行っていません。
転換時(=休憩をはさまず、セッションを続ける場合)のダンドリです。
休憩をはさむ場合のダンドリです。
1文字でも違いがあると参加者は混乱します。告知ページ、スライド、アンケート、タイムテーブルで同じタイトルになっているか、ご確認ください。
「講演の内容と、講演タイトルや内容詳細が合致していない」という指摘(クレーム)を受けることがあります。準備途中や、おおよその準備が完了した時点で、告知内容と内容が合致しているかをご確認ください。
なお、講演の準備段階で、内容に変更があった場合にはお知らせください。修正をアナウンスしたり、当日のMCでエクスキュースするなどを対応を行います。
外部ディスプレイに接続する際、[ディスプレイ]環境設定の[解像度の設定]のリストに、接続しているプロジェクターやディスプレイが基本としている解像度だけが表示されてしまうことがあります。
この場合には、optionキーを押しながら[変更]のラジオボタンをクリックします。
プロジェクター投影時の色味がオフィス環境のモニターとが異なるのは当然ですが、困ってしまうのが白飛びしてしまうなどの問題です。
OS X 10.10以上では、プロジェクタキャリブレータを使うことで、これを調整することができます。
このウィンドウを表示するには、システム環境設定の[ディスプレイ]で[カラー]を選択すると表示される[プロジェクタ]ボタンをクリックします。
Keynote 6以降では、[スライドショーをディスプレイに合わせて拡大/縮小]にチェックを入れます。
Mac OS X 10.5以降、「半透明のメニューバー」がデフォルトになっています。デスクトップ(壁紙)によっては、メニューバーが読みにくいので、半透明のメニューバーをオフにされておいた方がよさそうです。
10.10以降は、[アクセシビリティ]の[ディスプレイ]カテゴリ内の[透明度を下げる]をオンにします。
ソースコードなどを見せる場合、フォントサイズを上げておきましょう。
必要な場合にはお貸しします(Mac、Windows対応可能)。PowerPoint、Keynoteに対応。
ゆらゆらと揺れてしまい、不快に感じる方が少なくないようです。
必要な場合、“差し棒”をお貸ししますのでお知らせください。
Mac OS Xでは、デフォルトで画面を拡大する機能がついています。
デフォルトではオフになっていますので、システム環境設定で[アクセシビリティ]を開き、[ズーム機能]セクションの[キーボードショートカットを使ってズーム]をオンにします。
なお、[その他のオプション]をクリックして、最大拡大率をカスタマイズしておくと、段階的なズームでなく、スムーズに拡大できます。[最大拡大率]は「x2」程度が適切です。
トラックパッドやマウスのスクロールボールをキーを併用して拡大することができますが、ズーム動作が非連続で見にくく、また、時間もかかるため、この方法は避けた方がよいでしょう。
代わりにオススメするのは、キーボードショートカットを(変更して)使う方法です。拡大をF2、縮小をF1のように変更すれば、片手で実行できます。
Windows 7では「拡大鏡」が強化され、Mac OS Xのズームのように使えるようになっています。
このほか、「ZoomIt」も便利です。
複数セッションで構成するセミナーイベントでは、1セッションの時間超過がほかのセッションに影響します。
セッション時間を超過しないようにご協力をお願いします。
演台には次のものを用意しています。
「持ち時間40分」は正味の時間です。質疑応答の時間は加えません。
アナログ時計とカウントダウンタイマーを兼ねた「KR893W | 知育時計 | セイコークロック」を用意しています。音は鳴らず、点滅する設定にしています。
どうしても延長したい場合には、MC(司会)に(目で、または口頭で)ご確認ください。「時間がないので省略します」は、よい印象が残らないので、さりげなくスキップしつつ、まとめをきっちりやっていただくとよいでしょう。
場合によっては司会者判断で打ち切るべく、割り入ることも場合もあります。
複数セッションで構成する有料版では「扉スライド」(カバースライド)というものを用意しています。次のような感じでお使いください。
スライド | MC(司会) | 講演者 |
---|---|---|
(前のセッションの質疑応答) (または、休憩) |
スタンバイ | |
「それでは、次のセッションです。」 | スタンバイ | |
スライド切り替え | ||
「eaterの黒葛原 道さんで、Photoshop x Webデザイン時間短縮のための基本テクニックです。」 | ||
「みなさん、こんにちは。」 |
ご講演時、および直前のお願いです。
強くお願いしたいのは次の4点です。
ついついスクリーンの方を向いてしまいがちですが、聴衆に対して、横、または、後ろを向いてしまうことになります。
スクリーン上で「ここが〜」と指し示す場合を除き、スクリーンに向かって喋らないようにしましょう。また、スクリーンを見上げる際、マイクから口が離れてしまうので聞き取りにくくなってしまいます。
「〜の人は挙手してください」といったアンケートを取る場合、「〜人くらい」「〜%くらい」のように、その場で結果をフィードバックいただくようお願いします(正確である必要はなく、ざっくりとした数字で結構です)。
ただ手を挙げるという行為を繰り返すのは、受講サイドからは徒労感が伴います。特に、前の方に座っている方は、ほかの方の状況を把握できません。
また、数セッションで構成する場合、挙手アンケートが多いとウンザリしますので、ほかのセッションとの兼ね合いなどもご考慮ください。
質問の多くは、緊張のためか要領を得ないことが多いようです。
そこで、質問内容について「質問内容は〜ですね」と確認をお願いします(MC権限で止めさせていただくことがあります)。これにより「質問者 VS 講師」でなく、「聴衆 VS 講師」の関係で、その質問を会場全体でシェアすることができます。
質問後に「この返答でよろしいですか?」のご確認も忘れずにお願いします。
なお、まれに答えられない/答えなくないものもあるかと思います。あやふやな返答をするより「(テクニカルな意味で)わからない」とお答えいただくことは問題ありません。もちろん、“お預かり”としてフォローいただければナイスです。
聞き手の立場に立つと、次の場合、聞きづらく内容に集中できない。
基本的にPA(音響)での調整には限度があります。聞き手にとって聞きやすいトークのために、正しいマイクの使い方を身に付けてください。
ハンドマイクの場合、口から1-5cm程度が最適な距離です。この状態を「オン・マイク」と呼びます(「オン・マイク」は、マイクをスイッチをオンにすることではありません)。
マイクは口から離すほどに、音量が小さくなってしまいます。PA(音響)によってある程度調整することは可能ですが、雑音まで拾いやすく、ハウリングしやすくなってしまいます。
マイクの先端の球状部分には指をかける「カラオケ持ち」はやめましょう(次の図の中央)。球状部分を握ると、音がこもったり、ハウリングが発生しやすくなります。
また、ワイヤレスマイクの多くは、最下部が「アンテナ」になっているため、ここを握ると音が途切れてしまいます。
マイクには「指向性」があります。つまり、音の拾う「方向」があり、立てて使うと音を拾いにくくなってしまいます。
正面から見たとき、「カラオケ持ち/オンマイク」だと、講演者の口元の表情が隠れてしまいます。講演などの場合には、 見ている側から“マイクに意識がいかない” 程度の角度が適しています。
カバースライドを(フルスクリーンで)表示しておいてください。タイトルコール(司会からのタイトル読み上げ)の直前に、タイトルが記載されたスライドに変更してください。
多くのセミナー会場では、移動式の「ピンスポ」が用意されていません。演台から移動すると、見えにくくなってしまうことがあります。
移動して話されるときには、長時間プロジェクタからの投射が当たらないように注意しましょう。
「〜だと思います」は、あやふやな印象を与えてしまい、「不確かなことにお金を払いたくない」「前準備が不十分では?」といったクレームをいただくことがあります。
語尾を柔らかくしたい場合には「〜と考えます」にしましょう。
「昨年は」→「昨年、2018年は」のように、数字を用いる場合には、相対/絶対の2軸で扱うとよいでしょう。
いろいろな事情で準備不足であったり、ギリギリのスケジュールでご登壇されることがあると思います。
「準備時間が取れなかった」、「昨日、スライドを作った」、「ギリギリに完成した」といった発言に対して、受講される方によっては“たいして手をかけていない”と感じ、クレームにつながることがあります。
セミナー時だけでなく、ブログやSNS(TwitterやFacebook)での吐露にもご注意ください。
「今日は時間がないので…」は、よい印象を持たれません。「本日は限られた時間の中で」「短い時間の中で厳選して」などの表現をご検討ください。
CSS Nite運営ポリシーに明記しているように「同じ業界人として、教え合う/共有するといったスタンス」を大事にしています。なるべくフランクに講演いただければ幸いです。
あくまでも講演者のキャラクターなどに依存するものですが、ひとつの方針として。
終了の合図は、講演者ご自身でお願いします。
「これでセッションを終了します。ありがとうございました。」的なスライドと一緒に礼していただくと、聞いている側が拍手しやすいです。
質疑応答は、一度、講演を〆てから行う方がよいのではないかと考えています。
質疑応答は、時間によってカットすることもあります。一度、〆てから、質疑応答の時間を取る段取りでお願いします。
アメリカ英語を基準に、発音に近い読みを基準としています。
単語 | 誤 | 正 |
---|---|---|
none | ノン | ナン |
width | ワイズ | ウィドゥス |
linear | ライナー | リニア |
height | ヘイト | ハイト |
relative | リレイティブ | レラティブ |
absolute | アブソリュート | アブソルート |
radius | ラディウス | レィディウス |
gradient | グラディエント | グレィディエント |
Chrome | クロム、チョロメ | クローム |
false | ファルス | フォルス |
* warning | ワーニング | ウォーニング |
fluid | フルード | フルイド |
代替 | だいがえ | だいたい |
講演終了後、なるべく早く次のものをご用意いただけますようお願いいたします。
また、動画の切り出しを行ったものをお知らせしますので、ご確認ください。動画を一通りプレイバックいただきながら補足、また、アンケートでのコメントに返答するような内容をまとめていただければ幸いです。
参加された方にご記入いただいたアンケートを、講演の当日の夜にスキャンしてお渡しします。質疑応答で扱えなかった疑問などにお答えいただければありがたいです。
セミナーを「やりっぱなし」にするよりも、それにつながる的確な情報をタイミングよく提供されることはご自身のブランド向上につながると考えます。
補足などはご自身のブログに掲載いただき、そのURLをお知らせいただくカタチも歓迎です。
PDFは最適化保存を行うことで軽量化が可能です(Acrobat Proをお持ちでない場合には、こちらで行いますのでお知らせください)。
公開用のスライドは、講演時と同じものである必要はありません。会社の事情、オトナの事情、著作権などクリアするために必要なスライドは削除いただいて結構です(ただし、事前にわかっているときには、セミナーの前にお知らせください。参加者がガッカリします)。
スライドはご自身のブログ、会社のサイトからダウンロードできるようにご案内することもできますが、CSS Niteのサーバ内に置かせていただくのが一般的です。デモデータなどの配布も同様の扱いです。ご自身のブログ、会社のサイトをお使いの場合には、ある程度の期間(=数年)、サーバに残していただけますようお願いいたします。
Slideshare等にアップロードいただくことは問題ありませんが、有料版では参加者特典という見地からSlideShareでの公開は少し遅らせ、PDFをご準備いただけるとありがたいです(Slideshareから書き出した場合、文字化けが発生することがあり、問い合わせの手間が増えてしまうといった問題が生じます)。
参加された方にご記入いただいたアンケートは、講演の翌日中にはスキャンしてお渡しします。また、数値的な集計データも数日中にシェアします。
現在、アンケートでは「理解できた」「楽しめた」「役に立った」の3つの評価軸を5段階評価いただいています。
ある程度の人数が集まるセミナーでは、中に厳しいコメントの方がいるのは当然です。無論、反映できるところは吸収いただければと思いますが、非常に厳しい要求や的外れなものはスルーしてください。
Adobe MAX 2006でのアンケートの項目が参考になると思います。ご参考までに。
あくまでも「お願い」ベースなのですが、下記についてはご遠慮いただく方向でお願いしています。
用語 | 説明 |
---|---|
オンマイク | マイクに口を近づけて喋ることです(マイクをオンにすることではありません)。反対語はオフマイク。 |
ミラーリング | 手元のPCと同じものをプロジェクター(スクリーン)に投影すること。 CSS Niteでは、このスタイルでお願いしています。 |
テックリハ | プロジェクター投影やマイクテストなど、機材まわりのチェックを目的としたリハーサル。 テクニカルリハーサルの略。 |
順リハ、逆リハ | 出演順にリハーサルを行うのが順リハ。逆順に行うのが逆リハです。 |
セッション | セミナーイベントを構成する、ひとつひとつの講演のことです。 |
スピーカー | 講演者のことです。 |
アジェンダ(agenda) | セッションの進行の概要です。ただし、一般的な用語ではないため、「このセッションの概要」(や「流れ」)のように見出しをつけることをオススメしています。 |
シアター形式、 スクール形式 |
椅子だけの会場は「シアター形式」、 机と椅子がある会場が「スクール形式」です。 |
アフターパーティ | セミナー終了後の飲み会のことです。 「打ち上げ」「懇親会」と呼ぶこともあります。 |
ライトニングトーク | 一人あたり数分の持ち時間でスピーチすることです。 3-10組くらいが持ち回り行うことが多いです。 LTと表記されることもあります。 |
ワークショップ | 手を動かして作業したり、グループでディスカッションするなど、 単に“聞くだけ”でないセミナーのことを指します。 |
ハンズオン | 参加者がPCで操作することを前提に進めるスタイルのセミナーです。CSS Niteでハンズオン形式で行うことは、ほぼありません。 |
セミハンズオン | 基本的なスタンスは「操作研修」。PCは参加者が各自で持参するスタイルのセミナーです(持参しない方はそれでもいいという意味での「セミ」)。 |
告知マテリアル | 告知用の素材(セッションタイトル、概要、プロフィール、写真) |
CSS Niteとは無関係ですが、参考になるリンク先をとして次のものをご紹介します。
Web担当者Forumにてインタビュー記事を掲載いただきました。
2014年3月、浜松で開催された DORP INSPIRATION でのスライド。