2014年8月16日(土) CSS Nite LP37「選ばれるECサイト」 益子 貴寛「ECサイトのメールマガジン10の法則」 ワーク:みんなで「+1」を考えよう - - - - - - - - ■配信(目的や方針を含む) ・メールマーケティング(施策)の目的を明確にする(運用目的、対象者、訴求アイテム→クリエイティブに影響するから) ・ほかのメルマガと差別化する ・全体の統一感(テーマを明確に) ・ユーザーの状況(流入キーワード、購入商品、購入時期など)に合わせた内容に ・セグメントによって出す内容を変える(特に男性と女性) ・セグメントごとに配信頻度を変える ・内容のパターンを複数持っておく(いつものメールと、たとえば連載モノや宣伝が一切ないメールをたまにはさむなどで、配信サイクルをつくる) ・テンプレとテンプレでないときのメリハリをつける ・配信頻度は週1回+号外くらいがよい ・配信頻度はほどほどに(ケースバイケースなので法則になりにくいかも) ・多く出しすぎても、ほとんど読まれない ・配信しすぎない(ほかにもたくさん届いているので) ・配信頻度に気をつける(出しすぎない、出さなすぎない。多くてもイヤ、少ないと忘れる) ・ほどよく飢餓感をあおる(配信しすぎない) ・同曜日、同時刻に配信する(習慣化) ・配信日時を選べるようにする ・昨年買ったものを同じ時期にお知らせする(クリスマスケーキで、昨年よりさらにクリームにこだわりましたなど。似た商品なども) ・連載ネタで毎回開いてもらうようにする ・同じ内容を送るのは2回まで ・「売り込み」と「小ネタ(豆知識)」の割合を考える(売り込みばっかりにしない) ・ポイント付与 ・特典を設ける(メルマガ読者特典、クーポンなど) ・割引のメールのみの配信に絞る(来るメールは必ずセール情報なので開封率アップ) ・セール時のメールマガジンが一番効果的(GAPのメールマガジンはかなりいい) ・メディアに露出する(した)際、その件を取り上げたテキストのクリック率は普段の3倍になるので、そのメディアでの公開タイミングや内容をうまく利用するのがよい ・メルマガのファンを増やす(描く人がいなくなったら困りますが、以前の会社ではマンガを描いてファンを増やしていました) ・当たり前ですが、オプトアウトの特電法や景表法などの「法」に気をつける ・異なるデバイスで見たときのことも考える(パソコンで見るか、スマホで見るか) ・スマホを意識して構成を考える(HTMLメールをレスポンシブにするなど) ・ケータイアドレスにはテキストメール ・愛称をつくる ・配信者の名前を「送信者」と「本文」に含める ・メッセージや伝えたいことは少ないほうがよい「1メール1メッセージ」 ・友だちに送る気持ちで ■タイトル ・お客様の購買をうながすエモーショナルなタイトル ・値引き系のワードをタイトルに入れる ・タイトルを短くする(スマホで表示できる文字数以内など) ・最近、流行のバイラルメディアみたいに、くだけたメールタイトルにする ・タイトルに顧客名を入れる ・送信先の個人名を冒頭に入れる(○○様) ■本文 ・3スクロール以内で読めるコンテンツ量にする ・改行を適切に(デバイスごとに違う? スマホなら改行しすぎないなど) ・本文をパラグラフ化(必要、不必要をユーザーが選別しやすい) ・スマホで読むことを考えるとボリュームの考慮が必要(読みづらい改行など) ・本文は本当に必要な内容だけにする(余計な情報が多すぎる) ・適切な長さにする(スマホで読むとき、長すぎると離脱するし、短すぎるとつまらない) ・1ビューにおさまる短文を心がける ・行間をあける(2〜3行でまとめる) ・歯切れがよく明解なワードを選ぶ ・丁寧語はほどほどに、くどくならないように ・堅すぎない(かつ、崩しすぎない)口調の本文にする(上から目線にならないように) ・小細工しない(だまされたり、ひっかけようとすると、もう信用しない) ・本文の内容のテキストは短めにする(伝えたいことが長い文章で読む気をなくすことがある) ・テキストでも短くコンパクトに、つづきはサイトで的なもので(短いテキストが、グッとくるコピーだと、クリックすることが多い) ・情報量はほどほどに(スキマ時間に5〜10秒で把握できるくらい) ・長いメールマガジンには目次(リスト)を入れる(長いメルマガをひたすら上から読むのがイヤで解除されないように) ・季節のイベントにまつわる雑談などを入れると、販促メールを読んでいる感覚になりにくいかも(自然に読んでもらえる) ・生活の糧、元気になるものを書く ・スマホ幅を意識する ・外で見たときにも読みやすいデザイン(HTMLメールのとき) ・豆知識をもっと増やして(雑誌のタイアップ記事のように)コンテンツとしてクオリティをあげると続けて読みたくなるかも ・ヘッダーの1行目にプッシュ商品のURLを(古い方法ですが) ・本文の先頭にユーザーの名前を入れる(自分の名前があるとタップしたくなる?) ・本文のはじめに「○○さんへ」と名前を入れる ・「○○さんへ」はほどほどに(必ずしも本名で登録しているわけではないため) ・セグメントしないメールに顧客の名前は入れない ・本文の1行目にアピールポイントを記す(スマホではタイトルと本文の先頭部分が表示されるため) ・書き手個人のキャラクターが見えると、再読率が上がる気がする ・配信担当の「顔」が見えるようにする(開封するきっかけとして、あの人が配信するメールは読みたいと思ってもらえるように) ・運営者の人となりがわかるように、担当者を固定(または数人)にして、いつも名前を出すようにする ・テキストメール、かつ、カジュアルな内容なら「担当の○○」としてイメージをわかせる ・担当者を打ち出す。担当者の日常や思いが伝わると親しみが持てるので読む確率があがる ・スタッフの近況、担当者名を入れる(スタックの人柄をECの売りにしている場合。個人的にはあまりしたくない方法) ・ECの時は最後に店長からのコメントを書いていましたが、お客様から「そこだけ読んでいるという」声もありました。ので、「店長のコメント」「あとがき」で人柄、性別がわかるように ・店長のコメント ・お客様目線の内容で(担当者やスタッフの人柄が伝わるように) ・編集後記で人間味を出す ・書き手のキャラ設定は重要ですか?(たとえば、バイク用品のメルマガで、書き手がかっこいい美人のバイヤーなど) ・担当者の名前やSNS関連の情報を入れる ・商品の季節性などをアピール ・商品へのリンクには、キャッチコピーも記述(何度もメールとサイトを行き来させないように) ・扱う商品によって言葉づかいを変える(合わせる) ・体験を語る(商品説明というよりレビュー) ・ユーザーの声を掲載する ・本文グループで、ショップとフレンドシップ&ライフスタイルを共有(商品情報だけではない、ショップオーナーの「ひと気」を感じさせるメルマガ。ライフスタイル提案型のモノ) ・メールでサイトに訪れたら、実店舗の場所や近くの買える場所を表示 ・なんだかんだ内容を考えたり、コンテンツを考えても、ランキングを載せるのがコンバージョン率が高い ・商品の製造方法をマニアックに取り上げる ・最後にロングセラーのものを紹介する ・読者だけ!!のお得情報を、しれっと、フッターの上ぐらいに掲載する。目立たせずに。それを習慣づける ・メルマガ担当者のお家事情(日常)はどうでもよい(それでムダにスペースを使って長いメルマガになっている。1〜3行ならむしろ有効だとは思いますが、あまりに長いのは...) ・Twitter、Facebookアカウントのフォローをうながす一文を入れる ・配信数を入れる ・おそらく「クリックされる」と思った内容にかぎって直帰される ■洗練 ・今後のライナップ(内容予定)を送ることで、楽しみにしてもらう ・実店舗の接客をイメージさせる(高級店なのか庶民的なのか) ・Webサイトでの受け口のページを準備(「バックナンバー」「読みもの」など→シェアしやすい) ・メールマガジンとリマーケティング広告を組み合わせて購入につなげる ・HTMLメールの場合、リンクエリアを広くする(画像、テキストなども含めて。ボタンだけにしない。実際、有効でした) - - - - - - - - 以上