技術評論社さんから『速習Webテクニック スタイルシート 上級レイアウト』を1冊、ご提供いただけることになりました。

CSS Nite Vol.7にご来場の方から1名に、抽選かじゃんけん大会でプレゼントいたします。

速習Webテクニック スタイルシート 上級レイアウト 河内 正紀 技術評論社 2006-03-29 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

担当編集からのコメント

positionとfloatを使った段組レイアウトのパターン、サンプルデザインを使ったテクニック解説、CSSハックと、CSSを使ったサイトレイアウト方法を詰め込みました。 CSS解説書のスタンダードな1冊になると思います。ご覧いただければ幸いです。

著者（河内正紀さん）からのコメント

○本の紹介

CSSに関する本はこれまでに数多く出版されていますが、その多くはCSSの基礎の解説にページの大半を割いています。もちろん基礎をしっかり抑えておくことは重要ですが、一冊の中で最終的に到達できるレベルには少なからず限界も見えてしまうように思います。

そこで本書では、CSSの基礎部分の解説や、個々のプロパティの網羅性は他書に譲り、実践で使えるレイアウトテクニックに特化して解説しました。

この割り切りのおかげで、ブラウザのバグ対策など、実践でつまづきやすい問題をどう解決するか、実現したいレイアウトに対して複数の解法があるなかでどれを選択すべきか、といった考え方のプロセスまでにフォーカスすることができたと思います。

一応、タイトルに「上級」とありますが書籍前半のうちで、段組やナビゲーションといった個々のパーツのレイアウトもしっかり解説しています。後半に入ると、企業サイトやブログといったテーマ別のサンプル、それからデザイン性の高い海外のサイトを紹介し、それらがどう組み立てられているかを解説します。後半で難しいと感じたら、前半に戻り、ベースとなるレイアウト方法を確認してもらうことで、最後まで本書の内容を吸収できるように心がけました。

初中級の解説書を読んだ方の、次のステップアップとして、ぜひオススメしたいと思います。

○苦労したこと

途中、転職するなど、本業のほうがなかなか落ち着かなかったので、基本、土日の作業となりました。執筆には半年以上かかってしまい、遊びたい誘惑に負けそうになりながら、なんとか完成までこぎつけました。それと、僕が最初に想定していたページ数を大きく超える量を書いてしまったため、どうにかページ内に情報を収めるために、編集者の方や、DTPの方にはものすごくご苦労をおかけしたことと察します。そのぶんページ数の割りに、かなり濃い内容になったのではないかとは思います。

○著者プロフィール（本書より）

1982年1月10日生まれ。高校在学時に初めて購入したPCでポータルサイトの制作を開始。その後、東京工科大学メディア学部に入学し、4年次から株式会社ブイキューブにインターン入社。 大学卒業後、同社に正式入社し、1年と9ヶ月間、ウェブサイトのデザイン、(X)HTMLやCSSといった主に制作業務を担当した後、2005年12月に退社。2006年2月より株式会社ロクナナに入社。 css Zen Gardenに複数の作品を投稿し、書籍「The Zen of CSS Design」に掲載されるなど、個人としても積極的な活動を行う。

個人サイトURL：カラクリエイト http://www.extype.com/karakuri/

主な実績： FlipClip（http://www.flipclip.net/） podcasting対応の動画コミュニケーションサイト。携帯で撮った動画をFlashに変換してブログなどに貼り付けることができます。

関連リンク

カラクリエイト:速習WEBテクニック スタイルシート 上級レイアウト

css Zen Gardenに掲載された河内さんの作品

Japanese Garden（The Zen of CSS Design掲載） http://csszengarden.com/?cssfile=/096/096.css

Cube Garden：河内さんのデザイン http://csszengarden.com/?cssfile=/138/138.css