2014年7月17日、KDDIウェブコミュニケーションズ セミナールームで開催したCPI x CSS Nite x 優クリエイト「After Dark」（12）Web Fonts特集のフォローアップとして、関口 浩之さん（ソフトバンク・テクノロジー）の『日本語ウェブフォントのいままでとこれから』セッションのフォローアップを公開します。

• スライド（PDF、47ページ、5.6MB）

参照リンク

FONTPLUSのツールやTIPSのリンク集をご紹介します。Webフォント導入前の評価でご活用ください。

• Webフォントの配信データ容量の確認方法
  配信するWebフォントデータサイズとそのフォントのフルセット容量が確認できます。下記は筑紫明朝 Pr6N Rで調べたケースです。任意の文字列を入力して［試し書きを適用］すると、15.252KB／12214.268KB のように表示されます。このケースでは、書体フルセットでは約12MBですが、実際の配信データ容量は約15KBという意味です。使用するブラウザがより配信フォーマットが異なるのでブラウザにより表示容量が変化します。モダンブラウザの多くはWOFF形式で計算します。
• FONTPLUSの「プロポーショナルメトリクス」機能の詳細説明
  実装サンプル
• FONTPLUSの「余白削除＋letter-spacing」文字詰め機能の詳細説明
  実装サンプル
• FONTPLUS TIPSサイト
  「Webフォント導入」「文字組み」「書体の種類」のテーマ別に、現在、20以上のTIPS記事をアップしています。
• FONTPLUSの試し書き機能（個別書体）
  リンク先はロダンNTLG Pro Bで試し書きをする例です。文字サイズ変更（em指定とpt指定）できます。表示品質テストとして複数デバイスで確認することをおすすめします。こちらの試し書きで表示できる任意文字列は1,000文字までになります。
• FONTPLUSの試し書き機能（一覧表示）
  フォント一覧の検索絞込みした後、[試し書き]ボタンを押してください。任意の文字列（100文字まで）を入力すると、1ページ10書体づつ一覧形式でWebフォント表示します。

より良いプラットフォームを提供するため、皆さまからのご意見、ご要望お待ちしております。ありがとうございました。

宿題

質問「ペアカーニング」について回答します

ペアカーニングに対応出来ますか？

FONTPLUSはペアカーニングに対応しておりません。ペアカーニングに対応していないブラウザがあるからです。フォントプラスのスマートライセンスのプロポーショナルメトリクス機能は実際にプロポーショナルメトリクスの情報をフォントに入れているわけではありません。
情報をフォントに入れたとしても、対応できないブラウザがあるからです。そのため、FONTPLUSではプロポーショナルメトリクスのデータをもとに文字のx軸の最小値と最大値で文字幅を調整することで実現しています。したがって、文字単体の調整となりますので、ペアカーニングのように文字の組み合わせ単位で調整できる機能は現在提供していません。

AfterDark12-s1 from CSS Nite on Vimeo.