CSS Nite beginners「基礎からのウェブ解析」

こちらは、CSS Nite beginners「基礎からのウェブ解析」のフォローアップページです。

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このページは、本イベントの参加者(およびフォローアップ参加者)限定のコンテンツです。 ただし、90日を目安に一般公開する予定です。

ビジネスの成果につなげるためのウェブ解析
井水 大輔(エスファクトリー)

CSS Nite ビギナーズ「基礎からのウェブ解析」にご参加いただきありがとうございました。

今回はウェブ解析のプロセスや分析のポイントについてお話しました。 セミナー内では、「KPI立て方」や「仮説を立てる」といったところはサラッと流して進みましたが、実際皆さんが行う際にはもう少しじっくりやることで気づきが多く生まれるはずです。ぜひ実践してみてください。

アンケートを拝見した中でも印象に残っているキーワードとして「データを先に見ない」、「仮説検証」や「KPI設計が大事」と書いてくれている方が多かったですが、なぜか?ということをちゃんと理解いただけたようでホッとしました。

これらを通して一番伝えたかったことは、データを活用することは手段であって目的ではないということです。
あくまでウェブ解析の目的はビジネスで成果をあげることです。
データにとらわれすぎず、目標(KPI)を立ててそれを達成するためにデータを活用してください。

いただいた質問に関して

社団法人などアイテム販売ではないサイトの場合のKPIの設定で悩んでます。何か良い案などありますでしょうか?

サイト内で販売をしていなくとも、社団法人としてのミッションがあるはずです。
その目標を軸に「サイトの役割」はこうだな、と定めてそれを達成したかを判断できる指標を設けると良いでしょう。
具体的な内容がわらからないので少し曖昧になりますが、
少なくとも、こういった人(ターゲット)に、こうなってほしい!という想いあるかと思います。その場合サイトのこのページの内容とこのページの内容を読んでくれた人は「〇〇は理解いただけた。」「〇〇の行動に移す可能性がる」と判断し、それらのページを見た人の数をKPIにするというのも良いでしょう。

仮説を立てる時点でペルソナやカスタマージャーニーも意識すべきでしょうか?

まさに仮説を立てる際にペルソナができているとより確度の高い仮説が考えられますし、カスターマージャーにも仮説は大事です。
しかし、こちらに関しては卵が先か鶏が先かに似ています。

分析結果より仮説を立てカスタマージャーニーを作成するのか、カスタマージャーニーを活用しつつ分析を深掘りしていくのかというどちらが正解とはいいづらいですが、どちらも課題発見や施策立案の助けになるものなのでうまく合わせて使ってください。

クライアントさんがデータ(訪問数や電話数や売り上げなど)を出してくれない場合、どうしたら良いでしょうか?

必要なデータを共有してくれないのであれば、クライアントがあなたに期待しているポイントがずれている可能性があります。
その場合い「何を期待していますか?」と聞いてみて下さい。
仮に売上結果の分析を希望している方であれば売上のデータを提供してくれないということはないはずです。

また漠然とサイトの分析をしてほしいという依頼の場合、信頼性の構築も必要なので基本的なことですがサイトの何を分析してほしいのか?「なぜ」分析してほしいのか?というところから経営的な悩みを引き出して下さい。

クライアントがコンサルタントやディレクターに対して「この人は本当にうちの会社のことを真剣に考えてくれているな」と思ってもらえれば必要なデータを提供してくれるでしょう。
*必要なデータと理解してもらうためにロジックの説明もできるようにしておくとベストです。

セッション内で紹介した本やサイトのリンク

さいごに

今回の内容が1つでもみなさまの「アクション」の後押しになれば嬉しく思います。
一緒にウェブ業界を盛り上げましょう!

下記は私のソーシャルアカウントです、お気軽にフォローいただけると幸いです。

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Googleの3ツールを使って、サイト改善、事業の成果につなげよう
牧野 佐智子(ウェブコンサルタント協会)

セッション2を担当した牧野佐智子(サチコ)です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のセッションでは、Googleの3ツールで、ユーザーのことを一番理解しやすい「検索キーワード」を、
ご紹介させていただきました。

アクセス解析=Googleアナリティクスというイメージが強いですが、
これを機に、Search Consoleや、マイビジネスもぜひご活用いただければと思います。

Google検索エンジンは、これからもっとSERPS上でユーザーの課題を解決する方向で進んで行く傾向にあります。
まずは、自社やクライアントのマイビジネスがどうなっているかをご確認いただき、情報や説明文を追加してみて、効果を検証してみてください。

質問)

Search ConsoleのキーワードとGA内のSearch Consoleキーワードは同一なのか、どちらを見たほうがいいのか?

 見えるキーワードは同一です。
 セグメントや比較て、キーワードや数値を確認したい場合は、Search Console本体側見るのが、おすすめです。
 CSV形式でエクスポートして、並び替えや色付けしてキーワードをグループ化して、ユーザーの傾向を検討してみてください。

質問)
Googleマイビジネスは、ネットショップのみの運営で実店舗がない人でも登録したほうがよいのでしょうか?

 ネットショップの状況によりで、運営会社や事務所を登録するのはありかと思います。
 個人のネットショップで、住所を明かしたくない場合はなどは、登録しないようがよいです。
 (マイビジネス登録時に住所が必要です。)

質問)
住所は掲載したくないクライアントさんの場合どうしたらよいか?
ポータルサイトとかのGoogleマイビジネスは使えませんよね?

 住所を入力しないと登録できず、登録した住所はGoogleマップに掲載されてしまうため、登録できません。
 原則、営業時間内に顧客と対応できるサービスでないとGoogleマイビジネスは使えないです。
 そのため、ポータルサイトはマイビジネスに登録が難しいです。

質問)
Googleマイビジネスで悪いコメントを入れられてしまった場合の対処方法はありますか?

 Googleのポリシーに違反するクチコミであれば、削除依頼ができますが、削除するかどうかの判断はGoogle側です。

 お客様が、実際に来店して感じれたことを書かれていると思うので、書かれたことに対する真摯な対応をするのが、おすすめです。
 クチコミに対する対応方法も事前に社内で決めておくこととよいと思います。
 

 禁止及び制限されているコンテンツ
 https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114

 不適切なクチコミを報告する
 https://support.google.com/business/answer/4596773?hl=ja

参考URL)

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よくある質問から考えるウェブ解析を使いこなすヒント
吉田 哲也(TY Planning)

アンケートを拝見していると、GDPRやプライバシーポリシー、Campaign URL Builderなど、知らなかった方も多かったようなので、お話できてよかったです。

今回は既存クライアントの質問項目を元に解説しましたが、ネットアンケートなどで悩みどころを募集するのも面白いかと思っています。

よく見る指標の例を知りたいという声も伺ったので、具体的な事例を上げて、業種やサイトのタイプ別に、よく見る指標を解説するセクションも追加したほうがイメージが湧きやすくなりそうなので、今後の課題とさせていただきます。

参考URL

補足

Googleアナリティクスでクロスドメイントラッキングを設定した場合、レポートビューの設定の変更も必要になります。

設定方法は、以下のページの

「レポートビューを設定してフィルタを追加する」

の項目をご参照ください。
https://support.google.com/analytics/answer/1034342?hl=ja

Q&A

SNSの効果測定としてCampaign URL Builderの利用をご紹介いただきましたが、クライアント側が頻繁にSNSを更新する場合の施策などはありますか?

弊社でもクライアント様にCampaign URL BuilderでURLを作成してから投稿していただいておりますが、各要素のルール付けをしっかり行うことが必要です。
1日に何回か投稿する場合は、Campaign Nameに日時だけでなく時間も入れる、などの工夫が必要になります。

フォームが別ドメインかつデバイスごとにURLが異なる場合でも、クロスドメイントラッキングを活用出来るのでしょうか?現状は、あえて個別に計測しています。

複数のドメインにまたがる解析も、クロスドメイントラッキングで行うことは可能です。コンバージョンの測定については、各フォーム、ドメインごとに計測されるので、各デバイスごとのカウントできます。

Googleアナリティクスでクロスドメイントラッキングを設定した際には、目標URLの設定方法が通常と変わります。

通常は

/form/send.html
のようにスラッシュで開始して目標URLを設定しますが、

クロスドメイントラッキングの場合、正規表現を利用します。

^www\.a\.com/form/send.html
というような形式になります。

正規表現については以下のヘルプをご参照ください。

https://support.google.com/analytics/answer/1034324?hl=ja

お問い合わせフォームもないサイトの場合、何をコンバージョンに設定しますか?

コンバージョンという言葉とは少し異なりますが、目標値ということであれば、ページビュー、リピーターを増やす、回遊数を上げるなどの、目標設定はできます。
ただ、サイトの目的が分からないと、何を目標にするか、判断が難しいですね。

電話番号をクリックするイベント設定は電話をクリックした数ですか?クリックしてやめてものもカウントされますか?

今回紹介した方法は、クリック回数のカウントなので、クリックして掛けるのを止めた数も含まれてしまいます。

そのため、より正確に計測するには専用の電話番号を用意して、アナログでカウントするような対応が必要になります。

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【WebCA】ウェブコンサルタント協会からのご案内

ウェブアドバイザーとは

インターネットの登場により、消費行動が大きく変わりました。
本来ウェブサイトを制作する前に、「誰に、どのような情報を伝えれば選んでもらえるのか」を検討すべきですが、ウェブ制作会社のほとんどはデザインと制作だけに特化しているのが現状です。
これが「いくらウェブサイトを作っても成果につながらない」という状況を生んでいます。

そこで、高額な費用を捻出するのが難しい小規模なローカルショップを支援するために、毎月3万円程度で、小規模事業者のウェブ活用を支援する専門家が必要だと考えました。

ウェブアドバイザーは専門家の認定資格です。
地域の小さなお店に対してウェブ活用のアドバイスをしたり、サイト更新を支援したりすることで、お店から毎月3~5万円の費用をいただくという働き方を想定しています。
まさに在宅で働きたい女性のキャリア形成にぴったりの働き方です。

子育てをしながら、毎週1、2回の顧客訪問と、自宅内で自由な時間に企画や分析を行うことで、クライアントの支援する想定です。

ウェブアドバイザー見習い中の野口は、小学1年生と幼稚園年中の2人の娘さんの子育てをしながら、ウェブコンサルタント協会の事務局業務を週20時間程度のパートタイム勤務で行っています。
この4月から、協会代表理事でウェブコンサルタントの権に同行して、近隣飲食店のウェブ活用ためのリアリングや競合調査など、ウェブアドバイザーのロールモデルとなるべく、修行をしています。

ウェブアドバイザー(見習い中)野口が飲食店ウェブサポートの進捗状況を「ウェブアドバイザー通信」と題してWebCAFacebookページから週1回程度、Live配信しています。

第三回「競合分析」を4月26日(金)12時30分~13時に配信予定ですので、
ウェブアドバイザーにご興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

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