2009年2月19日に開催したCSS Nite in Ginza, Vol.31の『CSSレイアウト:IE 6対応のかんどころ』(小林信次さん/まぼろし)のスライドと音声をシェアします。
その他、Internet Explorer 6対策に関する参照リンク
小林さんが共著者のひとりとなっている『Webデザイン 知らないと困る現場の新常識100』が2月末に発売になります。
下記は、当日いただいたアンケートの書き込みに対して、小林さんにコメントいただいたものです。
- IE6対応のために「display: inline;」を利用すると、DWテンプレートの編集可能領域が編集不可になってしまった
- 「display: inline;」はあえてハックを使わずに指定をすることが多いですが、スターハックを利用して指定すればDWには認識されなくなります。
- 「薬の飲みすぎ(CSSハックの使いすぎ)には注意」「CSSハックをガシガシ利用しましょう」が矛盾しているのでは?というご指摘いただきました。
- 例えばXHTML自体が間違っていることが原因で表示が崩れているのをCSSハックを利用して解決するなどはちょっと違うよねと思います。そんな時を指して「薬の飲みすぎ(CSSハックの使いすぎ)には注意」ということですね。
「CSSハックをガシガシ利用しましょう」ですが、「CSSハックの必要性」でもお話しした通り、CSSハックを利用することでXHTMLがクリーンに保たれるのであれば、運用/効率性を考えてCSSハックをガシガシ利用するというのが僕の方針です。 - もっと詳しく!的な内容をいくつかいただきました。
- が、僕自身サイトを作っていてIE6のために考えていることは、本当にお話しただけのことしか考えていません。
「IE6対応を考える前に」でもお話しましたが、まずはXHTML/CSSの基礎体力を挙げること。CSSレイアウトを行う際には一つのデザインを幾通りもの方法で再現することが可能ですが、出来るだけシンプルにしてやることで、IE6のわがままが少なくなります。
その他