2010年2月21日(日)
2010年2月18日、アップルストア銀座 3Fシアターで開催したCSS Nite in Ginza, Vol.44のフォローアップとして、『JIS X 8341-3 徹底比較 60分1本勝負「2004年版」 vs 「2010年改定版」』(植木 真さん/インフォアクシア)のセッションのスライドと音声をシェアします。
こちらのエントリーもご参照ください。
インフォアクシアの植木です。
先日は「CSS Nite in Ginza Vol.44」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
今回のセッションは、「アクセシビリティ」というよりも、「JIS改正原案」にフォーカスしてお話しさせていただきました。
2004年版のJIS X 8341-3や今回の改正原案の内容をご存知ない方が意外と多かったようで、そういう方々にとっては、少し難しくて退屈だったかもしれません......。
JISの話になると、どうしてもテクニカルな内容の話に終始してしまいがちですが、「JIS改正原案」は個々の達成基準の話をする以前に、正しく理解しておいてほしいポイントがいくつもあります。
セッションのスライドを見ながら、改めて改正原案をご覧いただくと、お話しした10のポイントの理解がさらに深まると思います。特に、箇条6、箇条8、附属書Cあたりを読んでいただくことをオススメします(注:附属書Cは、公開レビュー後に附属書Aに変更になっています)。
※最終版ではないので、公示される際には変更になる箇所もあります。
2004年版のJIS X 8341-3をご存知の方は、附属書Eにある2004年版との比較表も参考にしてください。
とはいえ、原文のWCAG 2.0が難解なので、読みにくい日本語になってしまっていることは否めません。読み疲れてしまったら、気分転換にコーヒーでも飲みながら、映画「マトリックス・リローデッド」でも・・・
って、違うか!w
最後に、改正版の公示時期は、今のところは早くても5月から7月(ただ、もう少し先になりそうな気もしますが)。機会があれば、今回お話できなかった部分も含めて、じっくりとご紹介させていただければと思っています。
それでは、皆さんにまたお会いできる機会を楽しみにしています。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。