CSS Nite LP, Disk 1、Mozilla Japanの講演内容が決定しました

2006年10月10日、津田ホールにて開催する「CSS Nite LP」の第一弾にご出演いただく瀧田佐登子さん(Mozilla Japan)の講演内容が決定しました。

Webブラウザの歴史とMozillaの標準化への取り組み

瀧田佐登子

写真:瀧田さん近影1993年マークアンドリーセンによって「NCSA Mosaic」が開発されて以来、Webブラウザはめまぐるしい進化と発展を遂げ、その過程ではブラウザ戦争と呼ばれるマイクロソフト社とネットスケープ社のシェア争いが繰り広げられた。

一度はマイクロソフト社のInternet Explorerが独占的シェアを誇っていたWebブラウザの世界に、オープンソースでの活動を通して標準化に取り組んできたMozillaプロジェクト。ネットスケープはなぜオープンソース化に踏み切ったのか、Mozillaという組織はどのようにして形成され、発展してきたのか。

ネットスケープ時代から10年にわたってWebブラウザに携わり、現在Mozilla Japanの代表理事として日本でのMozillaの活動を指揮する瀧田佐登子が、Webブラウザの歴史とMozillaのWeb標準化への取り組みについて語る。

瀧田さんのプロフィール:

瀧田佐登子 タキタ・サトコ有限責任中間法人Mozilla Japan代表理事

日電東芝情報システム(現・NECトータルインテグレーションサービス)、富士ゼロックス情報システム、東芝などを経て、1996年、日本ネットスケープ・コミュニケーションズ入社。I18N、L10N のエンジニアとして製品の開発及びプロモーション担当。 2001 年 US AOL/Netscape プロダクトマネージャとして日本の金融関連サポート及び Netscape 7.0 のプロモーション業務担当。 2003 年オレンジソフトとコンサルタント契約。携帯電話用 POP/SMTP メーラー (BREW アプリ) の開発プロジェクトマネージャ。 2004 年 Mozilla の技術、関連技術の普及啓蒙を目的として有限責任中間法人 Mozilla Japan 設立。 2006年7月 Mozilla Japan 代表理事に就任。

Satoko Takita is general manager and chairman of the board of Mozilla Japan, which was established in July 2004 with the aim of familiarizing Mozilla products as well as its related technologies in Japan. She began her career as an engineer at Nichiden Toshiba Information Systems, then joined Japan Netscape Communications to develop and promote the Netscape browser. Moving to US AOL/Netscape in 2001, she led various internationalization and localization efforts, and contributed to evangelizing cutting-edge Internet and web browser technologies. In July of 2006, Takita was named to chair the board of directors of Mozilla Japan.

2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション