2011年9月19日(月)
2011年3月5日(土)、ベルサール九段で開催したCSS Nite LP, Disk 14「Photoshopper meets Fireworks」のフォローアップとして、坂井 賢太郎さん、南 慶隆さん(バシャログ)の『FireworksにおけるスライスのTips & Tricks』のスライドと音声をシェアします。
CSS Nite LP14 にご来場された皆さま、ありがとうございました。
今回はショートセッションということで、Fireworks の「スライス機能」の効率的な使い方にフォーカスしてお話させていただきました。お話した内容は作業効率化のためのひとつの方法として、ご参考いただけますと幸いです。
セッション後に皆さまから頂いた質問に、この場を借りてお答えします。
Q. スライスを意識したレイヤーわけにすることのデメリットは?
A. デメリット、といいますか共有レイヤーやページ機能を駆使して複数ページのデザインがしてあるデータの場合、今回のようなレイヤーわけにすること自体が難しいこともあります。
Q. あのレイヤーわけではデザイン効率が悪いのでは?
A. 弊社ではデザインの工程ではあまりレイヤー構造は意識しないで作業しています。いざスライス! という段階で一気にレイヤー構造を整理します。ただ、背景とデバイスフォントのレイヤーはデザインの工程から分けておくと、デザイン作業もやりやすいです。あとは、残ったレイヤーを「スライスする」「スライスしない」の二つに振り分けるだけで OK です。
仕上がりの「クオリティ」では Photoshop かもしれませんが、「作業効率」では断然 Fireworks が優位だと感じています。最近のバージョンでは「クオリティ」の面でも両者の差が縮まってきていますし、今 Fireworks を使わない理由はないのでは! と思います。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。