2012年1月 4日(水)
2011年9月17日、ベルサール神保町で開催したCSS Nite LP, Disk 17「HTML5による電子書籍」のフォローアップとして、こもり まさあきさんの『HTML5による電子書籍』のスライド、音声を公開します。
Charlesについて、別途、フォローアップいただきました。
こもりまさあきです。
私のセッションでは、技術的な仕様や実装方法の前段にあたる電子書籍の現状にフォーカスしました。
電子書籍や雑誌を取り巻く状況はまだまだ混沌としていますが、今後の流れとして「HTML5《がひとつのキーになるのではないかと考えられます。現状では、HTML5ベースで制作を始める方が、別フォーマット(ePubやアプリ化)への展開もしやすい、ということはセッション中でもふれたとおりです。制作手法に関しては、現在のWeb制作でやっていること、新たなデバイスの登場で注目を集める手法を活用、または応用できると考えられます。「いますぐ《ではなく「これから《のために準備が必要です。
また、HTML5の電子書籍に直接かかわるものではありませんが、セッション中で紹介した「Charles《についての質問を多くいただきました。こちらに関しては、ブログの方にアプリケーションの設定方法からiPadの設定方法などを簡単ですがまとめてあります。興味をもたれた方は是非チェックしてください。
■Charles Web Debugging Proxy の使い方 | gaspanik weblog
Mac OS Xをお使いの皆さんに限定されてしまいますが、下記の記事ではあると便利なアプリも紹介しています。
■MacでWebデザイン、あると便利なアプリ48+2 | gaspanik weblog
最後に告知になりますが、10月25日には下記のシンポジウムにパネリストとして登壇予定です。 こちらは、出版社や制作者など電子書籍に関わる方が出会う場として開催されます。
あらためて、イベントの参加くださった皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。