CSS Nite LP24フォローアップ(3)『Googleの最新動向から見るSEO会社の使い方 ~ペナルティ・アラートへの対応とインハウスSEOにおけるSEO会社を使うポイント~』(木村 賢さん)

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2012年9月22日(土) 、ベルサール神田で開催したCSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」のフォローアップとして、木村 賢さん(サイバーエージェント)の『Googleの最新動向から見るSEO会社の使い方 ~ペナルティ・アラートへの対応とインハウスSEOにおけるSEO会社を使うポイント~』のスライドなどを公開します。

メッセージ

このたびはありがとうございました。

私自身、改めてベンダーという立ち位置で何をすべきかということやインハウスの方々のお考えを認識できた1日で大変有意義でした。

セッション内でも解説させて頂きましたが、Googleの人工的なリンクに対する姿勢は益々強いものになっておりますが、その影響を受けないということが一番です。そのためには渡辺さん、松尾さんのセッションの内容等をご参考にコンテンツについて考えていくことが一番だと思います。万一既にペナルティを受けてしまったという場合は、セッション内容を参考に、解除にむけてがんばっていただきたいと思います。

いくつかアンケートでご質問頂きましたのでこの場を借りて回答させて頂ければと思います。

■SEO会社にお願いしたいこともあるが、社内で費用対効果について言われるので、それをどう説得すれば良いか?

ベンダーに依頼される内容にもよると思いますが、まずはベンダーに対してそこから得られる成果(の見込み)を提示させるようにすると良いと思います。増加するであろうトラフィックが見込めれば、そこから増加するであろう売上等が見えると思いますので、費用対効果は出すことができると思います。我々SEOベンダーはご提案に際して費用対効果を明確化しなければならない場面も多々ありますので、直接ご相談されるのがよろしいかと思います。

■リスキーなSEOもまだまだ需要があるのか?

当日のFAQの部分でも多少お話させて頂きましたが、まだ需要があるのが事実です。ただし、Googleのペナルティや警告によってだいぶ減少してきているのも事実です。今後はより一層、リンクベイトコンテンツ等の施策にシフトするのではないかと考えています。

■ペナルティやアラートは噂だと思っていましたが、本当にあるのですね?

今回事例を出させて頂いた通りです。今回ご紹介させて頂いたもの以外にも、人工リンクを掲載しているサイト(発リンクサイト)等にも別の警告文が発せられたり、インデックス削除されたりする例もあります。

■SEO会社から受けているリンク数とウェブマスターツールで見るリンク数が違うのはなぜ?

いくつかの原因が考えられます。まずはSEO会社が張ったリンクがGoogleに認識されていないケースです。リンクサイトにそもそもクローラーがまわっておらず、リンクは張ってあるが、Googleが見つけられていないというケースが考えられます。また、ウェブマスターツールはタイムラグがありますので、実際は発見しているがまだ画面に反映されていないということも考えられます。その他いくつか要因が考えられますが、後日ブログ(http://ameblo.jp/ca-seo/)に掲載させて頂きます。

インハウスでSEOをご担当されている方のお力になれるよう今後も精進していきたいと思います。改めまして、今回はありがとうございました。

2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション