2013年10月18日(金)
2013年9月19日(木)、アップルストア銀座で開催したCSS Nite in Ginza, Vol.71「次世代のWebデザインへの2つのヒント」のフォローアップとして、鍋坂 理恵さんの『マルチデバイス時代におけるWebサイトのUIについて』セッションのスライド、音声を公開します。
「マルチデバイス時代におけるWebサイトのUIについて」のセッションを担当しました鍋坂理恵です。
今回は、多くのWebサイトを参考にしながら、Webデザインの動向やトレンド、またマルチデバイスを考慮したUIのポイントについてお話しました。短い時間の中で、駆け足でお話するカタチになり、じっくりと解説できなかった部分などもありますので、スライドや参考サイトのURLを参照しながら、おさらいしていただけたらと思います。
「罫線を使わない」「タイポグラフィの扱い方」など具体的なデザインテクニックのお話もしましたが、最終的に行き着くところは、このようなテクニックを使うことで、「コンテンツが読みやすくなる」「操作しやすくなる」という点です。
多数のデバイスでアクセスする中で、何が一番大切かというと、操作しやすいことと、コンテンツがちゃんと伝わること。Webデザインはそれを補うための役目である、ということを常に心がけるのが良いと考えます。
Webデザイナーの方であれば、実装や技術的な側面については敷居を高く感じられる方も多いかもしれませんが、たくさんのWebサイトを閲覧し、ご自分のデザインの引き出しをどんどん増やしてみてください。秀逸なWebサイトはもちろん、明らかに使いづらいと思うWebサイトにも注目し、なぜ使いづらいんんだろう?と考えてみるのも良いでしょう。
大月さん、鍋坂さんの執筆された書籍『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』が11月にソシムから発売になります。
マルチデバイス対応のサイトに必要な知識やUIパターン、HTMLプロタイピング(デザイン・イン・ブラウザー)、レスポンシブWebデザインなどについてコンパクトに解説されています。ぜひ、ご一読ください。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。