2014年1月 2日(木)
2013年9月21日、ベルサール神田 イベントホール(2F)で開催したCSS Nite LP, Disk 29「SEO 2013」のフォローアップとして、『パネル・ディスカッション:インハウスでのSEOの価値向上対策』セッションのスライドなどをシェアします。
下記のフォローアップメッセージは、本セミナー開催直後に、参加者向けにご用意いただいたものを転載しています。
パネルディスカッションでモデレータを担当しましたWeb担当者Forumの安田です。
テクニックを解説するのではなく、インハウスSEOの現場の人がどんなことをやっているのか、何を意識しているのかなどを伝えられればと思い進めましたが、いかがでしたでしょうか。
パネルディスカッションで扱うトピックを「コンテンツ」を中心にしたのは、インハウスの人(企業の中の人)が自分たちの力でやるべきだし、やる価値があることだからです。
壇上ではインフォグラフィックの話題が中心になっていましたが、それ以外にもキーワードのことや予算のことなど、コンテンツを作る際の話題が出ていました。
コンテンツを使ってのSEOを進めるには、潜在顧客にどんなニーズがあり、そのニーズがどんな風に検索キーワードにあらわれるのかを知ったうえで、どんなコンテンツでその検索を受けとめ、そのコンテンツにランディングした人をいかに購買ステップの次の段階に進んでもらうか、そんなことを考えて進めていくようにするといいと思います。
また、インハウスSEOを行っている人は、SEO専業の人よりもさらに、組織やビジネスのなかでのSEOの位置づけや、他の施策とのバランスや優先度付けなどを意識してハンドルする必要があります。KPIや指標の話題で、現場の人が見るべき指標と、経営層などに報告する指標をそれぞれ話していただいたのは、そういう観点からです。
インハウスSEOというのは、まだまだ組織内でも理解が進んでいない分野だと思いますが、「SEO」にこだわりすぎず、「マーケティング全体のなかでSEOを中心に」という考え方で、仕事を進めていってくださいませ。
また、登壇者の1人の木村さんが、「パネルディスカッションの打ち合わせでは話していたけれども、壇上では話しきれなかったこと」として、いくつか情報を共有してくださっていますので、そちらもぜひご覧ください。
Web担当者Forumにもレポートが掲載されました。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。