2015年1月 2日(金)
2014年9月20日(土)ベルサール神田 イベントホールで開催したCSS Nite LP36 powered by In-house SEO Meetup 「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」のフォローアップとして、床尾 一法さん(シンプルシーン/ガリバーインターナショナル)の『コンテンツ施策の立案から運用体制の設計まで~ユーザーと対話する体制設計図~』セッションのスライドなどをシェアします。
「コンテンツ施策の立案から運用体制の設計まで?ユーザーと対話する体制設計図?」と題し登壇させていただきました、床尾でございます。
Web解析による取り組みポイントの洗い出しや、ユーザー行動の理解、運用や仕組み化を意識したコンテンツマーケティング体制を中心にお話をさせていただきましたが、内容はいかがでしょうたでしょうか?
皆様が理想とするコンテンツ運用に取り組み、ユーザーが幸せになれるコミュニケーションとブランド体験の創造を実現していくには、運用が失敗しないための構造化と仕組み化、そして中途半端に終わらせないためのコンテンツ予算の永続的な確保が必要不可欠となります。
そのためには、コンテンツの明確な目的と機能的役割、編集方針を定義し、「あるべき状態」をKPIの論拠を持って挑まなければなりません。決して堅苦しい事を言っているのではなく、良質でステキなコンテンツを創り続けるには、やはりブレない方針による運用の強さと、組織的な運用の承認、決済者の理解が必要です。
良いコンテンツが公開されれば、必然的にユーザーの訪問と成果件数も成長するはず。にも関わらず、施策が事業や企業内の理解不足によって止まってしまうようでは非常に残念です。
しかし、コンテンツの運用の論拠とKPIを設計し、結果の解析を行って報告、という運営体系を構造化して理論武装すれば、きっと事業と決済者が「コンテンツの役割」へ理解を示してくれることでしょう。
皆様も「ユーザーが自社サイトを繰り返し利用する価値と体験をコンテンツで創る!」という点を忘れずに、それを具現化するための仕組み化として取り組んでみてください。
ところで、プレゼンテーションに関しては、いくつか反省点もございます。
普段は戦略側におり、経営層へのプレゼンテーションや社員研修の講師でマーケティングの上位概念を浸透させる役割を負っているのですが、施策最前線の表舞台に立つことにな慣れていないため、どうしても短時間に理解しやすい解説を省きがちになっています。
スライドの中には、具体的にイメージするのが難しい内容や表現も多々あったと思いますので、今後は個人サイト(http://simplescene.tokyo/)を通じ連載形式で解説をさせていただく予定です。
皆様自身のペースでゆっくりとスライドを閲覧いただきながら、詳細な解説文でご理解を促進するような内容とする予定ですので、どうぞご期待くださいませ。
シンプルシーン 床尾一法
Webサイト http://simplescene.tokyo/
(※改装中のため http://simplescene.com/ にリダイレクトされます)
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。