2016年2月 3日(水)
2015年10月3日(土)、ソラシティホールで開催したCSS Nite LP42「戦略志向のECサイト」のフォローアップとして、村上 佐央里さんによる「戦略のフレームワーク 3C」セッションのフォローアップを共有します。
セッション2「戦略のフレームワーク 3C」を担当した村上佐央里です。
CSS Niteは初登壇でとても緊張しました。
もう少し楽しめるようにお話できたら良かったのですが、これから頑張りますね。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
アンケートや懇親会でのお話をお聞きしまして、「3Cを成立させるのが難しい」という意見が多かったようなので、そこに少し触れさせていただきます。
●既存環境でなかなか難しい場合は、消費者に直接接しているサポートスタッフさんのお話をぜひ聴いてみてください(お客様窓口担当のスタッフさんなど)。
そこに「お客様が他に何を求めているのか」というのが埋もれている場合が多いです。
など、いろいろとでてきます。
その中で、自社の強みを活かして応えられそうなことを、
差別的優位点として生み出していくケースも多々あります。
●また、扱う商材が仕入品の場合は特に、差別的優位点を見つけるのが難しいですよね。
その場合「商品での差別化」よりも「サービスでの差別化」をおすすめします。
こちらは「引出物を宅配でお届けします」というサイトです。
http://www.angelexpress.jp/
元々、仕入品の引出物を売っていたお店ですが、「引出物を宅配してほしい」というお客様の声が増えたことを受け、「引出物宅配専門サイト」として立ちあげたものです。
大きくサービス業にシフトした事例です(ちょっと極端かもしれませんが)。
もちろん、現サイトで付加価値として「求めるサービス」を提供することも可能だと思います。
スタッフさんの専門知識などを活かして「コンシェルジュサービス」を展開するなど方法は色々と考えられますでしょうか。
そんな風に考えていくと、苦しかった3Cがワクワクするものに変わっていく時が必ずあると思います。
皆さまのご活躍を心より応援しています。
●ウェブディレクターさん向けにコラムを執筆しています。
よろしければのぞいてみてください。
http://webtant.net/category/column/blog96
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。