2017年3月 3日(金)
2016年12月17日(土)ソラシティホールで開催したShift10:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP50)のフォローアップとして、『マークアップ:2016年のマークアップの話題を総まとめ』セッションのスライドなどを公開します。
マークアップセッションを担当した小山田です。
「○周年の節目の年」ということでお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
IE対応は来年から本格的に11に移っていくと考えています。そうしていく中で、CSS Flexbox、CSS Animation、SVG、ES6、WebGLなどCSSやJavaScriptでこれまで使ってこなかった機能も解禁されることになります。
慣れていると「古いやり方」を続けてしまいがちですが新しい技術も取り入れると、より効率のいいコードを書けるはずです。
ぜひ、配布するスライドを見直して2016年のおさらい、2017年の動向を確認してみてください。
日々さまざまなブログ(日本語/英語)をチェックするようにしています。また、私自身も勉強中の身ですので、技術系の勉強会には積極的に参加するようにしています。
更新頻度が高く、特に参考にしているページの例
セッションの最後に話題に出した内容ですが、私の会社(ピクセルグリッド)ではマークアップ/フロントエンドのエンジニアさん向けメディアを配信しています。
連載の1回目は未登録でもお読みいただけますので、ぜひお試しください
その他多数
マークアップセッションを担当した久保です。
今年は様々な仕様やライブラリなどの節目の年でした。
マークアップセッションで、はじめて聞く内容もあったかと思いますが、実は仕様や機能などは、数年前から話題になっていたものが多いです。
ブラウザの進化によって、HTMLやCSS、SVGなどの新しい技術が、徐々に使える状況になっていたり、ライブラリやSassといったツールも、web制作のプロセスにおいて浸透してきています。
今年は素晴らしいwebテクノロジーが、実案件でも使える環境が揃ってきたといえる年でした。
来年、新しい技術はそれほど出ないと思っています。
それよりも、アクセシビリティとどう向き合うか。または新しく使えるようになった技術を、どう安定させるのかなど、現状を見つめ直す時期に入ると予想しています。
今、何が足りていないのか。今後、どういう方向に伸ばしていきたいのか。
マークアップセッションを通して、参考にしていただけると幸いです。
ありがとうございました。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。