2012年1月 2日(月)
2011年5月14日、ベルサール九段で開催したCSS Nite LP, Disk 15「ソーシャルメディア特集」のフォローアップとして、益子貴寛さん(サイバーガーデン)、國分 亨さん(dreamseeker)、原 一宣。さん(Gazi工房)の『3.11を通して考えるソーシャルメディアの功罪』のスライド、音声を公開します。
サイバーガーデンの益子です。
東日本大震災を通じて、Webに関わる者として、なにができるのかをずっと考えてきました。
まだまだ肩に力が入ったままの、ゴツゴツとした言葉しか出てこないまま、いろんな思いを抱えて話した次第です。
アンケートをひとつひとつ、とてもありがたく読みました。
なんとかわたしたちの思いを伝えられたのではと、少しだけ肩の力を抜くことができそうです。
dreamseeker 國分です。
今回の震災を通して(多少の弊害を感じつつも)Twitterを中心とするソーシャルメディアに助けられた点が多くありました。
このような災害は、二度と起こらないことが理想とはいえ。どう活用すれば有効なツールになりえるかをみなさんにも考えていただけるキッカケになれたなら、嬉しいです。
Gazi工房 原です。
今回の震災、我々にとって多く考えることがありました。そして何よりも、考えるだけでは無く、行動する大切さを教えられました。
おそらく、参加されたみなさんも、似たような思いを共有されていたと思います。そして、何をすれば良いのか?悩まれたことでしょう。
ソーシャルメディアの先には、かならず人が存在します。その部分を忘れず、制作者、情報の発信者としてどうあるべきか、國分さん同様、考えるキッカケになれたら幸いです。
2011年5月24日発売予定、技術評論社の隔月刊誌『Web Site Expert』36号の連載「中小企業が『勝つ』ためのWeb制作と運営ノウハウ」は、「第27回 緊急時・災害時に強いWebサイトを考える」というテーマです。
堀内敬子さん執筆、益子貴寛監修で、足かけ5年以上つづいている連載です。
今後のWebサイト運営の一助になればと思いますので、発売されたらぜひお手にとってみてください。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。