CSS Nite LP37フォローアップ(2)神森 勉さん(KDDIウェブコミュニケーションズ)

2014年8月16日(土)ベルサール九段 イベントホールで開催したCSS Nite LP37 「選ばれるECサイト」のフォローアップとして、神森 勉さん(KDDIウェブコミュニケーションズ)の『セレクトショップ型ECサイト運営の裏側みせます』セッションのスライドなどをシェアします。

フォローアップ(セミナー終了直後の情報です)

ECサイトの運営をしていると、さまざまなところで迷いが生じます。サービスリリースから半年経った今でも、このやり方でよいのだろうか?違う形は無いのだろうかと、常に考えています。そんなときに必ず立ち返るのが、サイトを構築する際に作成してもらった設計書です。

施策を打つときはUX MAPを、商品選定に迷ったときはペルソナモデルを都度確認し、対応しています。
ECサイトに限らず、Webサイト制作においても今は当たり前になってきている情報設計ですが、これはサービスを運営していく上でも非常に重要なものです。是非、活用していってください。

OneMe Storeのオープンから9ヶ月、オープン当初は開店特需で上がっていった売上も、3ヶ月も過ぎた頃から徐々に落ち込みました。その後、半年後に打ちはじめたさまざまなコンテンツ周りの強化によって、現在は開店当初以上の売上が出るようになってきました。世の中コンテンツ施策と言われていることが多い中でも、実際にはその効果が出てくるのは数ヶ月先です。また、一度始めたコンテンツ施策は、継続することこそが大切です。

ありがとうございました。

質問への回答

Q、初期コンセプトの部分を見ることはできますか?
A、一部ですが、UXマップとペルソナモデルを配布スライドに展開しました。
Q、ペルソナやユーザーシナリオは効果が出なかったということでしょうか?
A、ペルソナやユーザーシナリオ自体には問題はなく、運営して行くにつれて当初作り上げたペルソナが、商品販売を経てより具体化されてきたことで、商品選定基準などに反映されるようになってきました。また、ユーザーシナリオについては、当初想定していたシナリオに対して施策を打てていなかったこと(人的リソースなどの関係で)が問題でした。
Q、神森さんはガジェットはお好きなのでしょうか?
A、セレクトショップのような店員のオススメ商品が並ぶようなショップでは、スタッフ一人一人の熱量が全てで、そのガジェットが好きかどうかは、非常に大きいですね。そんな私も、スマートフォンやガジェットが大好きですよ!OneMe Storeで取り扱っている商品全て買い占めたいと密かに思っています^^

ビデオ

2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション