2017年3月 3日(金)
2016年12月17日(土)ソラシティホールで開催したShift10:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP50)のフォローアップとして、『マーケティング、解析:7つの切り口から見る2016年のウェブマーケティング』セッションのスライドなどを公開します。
マーケティングセッションを担当した益子貴寛です。
みなさんのうちで少なくない方と同じように、わたし自身も5年くらい前までは、マーケティングにまったく興味がありませんでした。
よいものは黙っていても勝手に売れていく、マーケティングなんて必要ない、と。
Appleの創業者、故スティーブ・ジョブズが、マーケティング(という言葉が)嫌いだったのは、あまりにも有名な話です。
でも、マーケティングの本来の意味は「市場創造」です。そして、Appleほど新しい市場を創造した会社は、めったにありません。
言葉に振り回されず、あるいは、印象だけで毛嫌いせずに、マーケティングに関する話題に付き合っていきましょう。
- - - -
奇数月に、実案件にもとづいて本音でトークするイベント「ヨルカイ」を開催しています。
11月の第1回は、たにぐち まことさんと「見積書の本音」というテーマで話しました。
1月の第2回では、田口真行さんと「クライアントワークのホンネ」というテーマでトークします(満席、キャンセル待ちのみ受付中)。
https://yorukai.connpass.com/event/45778/
開催情報に興味のある方は、Facebookページをフォローください。
## メッセージ、補足(安達 里枝さんから)マーケティングセッションに登壇させていただきました安達です。
新潟の燕三条は、実は今世界が注目するものづくりのまち。Apple創業者のスティーブ・ジョブズが禅を学ぶために6ヶ月間滞在した寺が新潟の燕三条にあります(ちなみに我が家の菩提寺です)。ジョブズもこの新潟への滞在時に燕三条のものづくりに触れ、インスパイアされたのだそうです。
そんなものづくりの中心地で日々感じるのが、今成果を上げ注目されている企業が行ってきたことは、「ユーザーの気持ちに寄り添った商品づくりやコンテンツづくり」を実践してきたということ。企業の理念を伝え、価値として捉えてもらうために何をすべきかを徹底的に考え、磨いているのです。それこそが企業にとってのマーケティングなのです。
ウェブデザインも、そんな企業の理念や価値を伝え、ユーザーの気分を高めるためのひとつのコミュニケーションツールであり、企業のマーケティング活動の一部なのだと思っています。だから、ウェブデザインとマーケティングは切り離すことができないのです。
ウェブサイト上に表現された文章も、デザインの要素も、検索結果からサイトへ流入するまでの行動も、サイトが表示されるまでの速度も全てユーザー体験に含まれるもの。アクセス解析は、ユーザーの声にならない声を推し量る手段です。
マーケティングを知ることは、制作のどんな場面においても武器になるのではないかと感じています。確かにマーケティング用語はややこしい・・・と私自身も感じますが、マーケティングそのものは、ワクワクする世界です。気になる方はぜひ覗いてみて、触れてみていただけたら幸いです。
============================
ウェブサイトの表示速度・パフォーマンスに関しては、
この分野の専門家であり日本のトップランナーである竹洞氏と番組をやっています。
会員登録で無料視聴できますので、ぜひご覧ください。
https://analytics123.net/
============================
ありがとうございました。
株式会社スマイルファーム
安達里枝
A 厳密に言えば遅延要因です。しかし、piwikはその遅延要因をできるだけ排除する術を施せるのがポイントです。GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーのタグは、自分ではコントロールできないことが問題なのです。
A サイトそのものの遅延要因を排除できない環境で、ダブルで導入することはお勧めしません。(当然遅延します)まずはウェブサイトそのものを高速化したうえで、piwikの設置環境を考えて導入してください(外部サーバでの設置も可能です)。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。