2017年10月11日(水)
2017年7月15日(土)ベルサール神田 イベントホールで開催したCSS Nite LP52「ウェブサイト制作、手を動かす前に考えておくこと」のフォローアップとして、山中 もとおさん(マジメ)の『コンテンツマーケティングで導く目的別の勝ちパターン』セッションのスライドなどを公開します。
セッション2「コンテンツマーケティングで導く目的別の勝ちパターン」を担当した山中もとおです。
昨今、コンテンツマーケティグという言葉が一人歩きして「ウチの会社もやったほうがよいのかな?」「上司がやれと言うが何から手をつければ良いのかわからない」「代理店さんから頻繁に営業をうける」といったご意見を多く頂きます。
しかし、大事なのは焦ってスタートするよりも、しっかりと計画を立て自社のサービスはどの「タイプ」に分類されるのか冷静に分析し計画を立てる事が重要です。
すべてを代理店さんやコンサル会社に丸投げするのではなく、自分たち自身でサービスや商品の特徴や優位性を客観的に分析し、コンテンツ構築の計画を行いましょう。
以下、アンケートで頂いた質問に回答します。
調査型の場合、1記事あたりは編集も含めて1週間ぐらいです。 たいていは月間で数記事~数十記事作成しますから1~2ヶ月単位で計画して提案します。 取材型やタレント型の場合は取材準備やカメラマンの手配、タレントさんのブッキングとやることが多いので計画から納品まで1~3ヶ月ほど掛かるケースもございます。
確かに、そういった質の低い記事というか、ユーザーを騙そうとする記事を見ることもあります。 いまは偶然炎上していないだけで、そうなる危険性はありますし検索エンジンからの評価も下がるでしょう。何よりもWebサイトのファンを減らすことに繋がりますので、やがて減少していくでしょう。
はい、そうです。 レギュラー企画で数回行う契約を結ぶか、同事務所のほかタレントの起用を約束する、俗に言うバーター契約によりディスカウントする事が可能です。
ライターさんが良い文章を書くためには、情報共有が必要です。 クライアントさんから資料などをお借りし、ひたすらインプットに時間を使いそのサービスや商品の理解力を深める事が必要です。編集はライターが作成した原稿を客観的に見て、修正点やさらに加筆すべき箇所を指摘する役割が必要です。
まずは、アンケートなどを取り、そのブランドに対して世間や周りはどのどれぐらい認知があり、どのようなイメージを抱いているのか、客観的なデータを見ることでヒントが生まれるかもしれません。
タレントを使う目的にもよるのですが、継続してシリーズ化してリリースする事でこれを回避する事が可能です。
クライアントさんにもよりますが、通常はグーグルアナリティクスで充分だと思います。 最近はHubSpotやミエルカなどのツールを独自で導入しているクライアントもいらっしゃいます。
似ている質問なのでまとめて回答します。オウンドメディアをゼロから立ち上げる場合、確かに結果が出るまで時間が掛かります。 クライアントは雑誌を出版する感覚で立ち上げましょうと説明しています。 例えば「週刊少年ジャンプ」がヒット作を多く抱え、主に男性向け漫画雑誌だという事は誰でも知っていると思います。それはこれまでの歴史と実績があるからです。 では新しく漫画雑誌を立ち上げるとしたら、それがどのような雑誌でどのような方向性の作品は掲載されているのか、世の中に浸透するまで時間が掛かると思います。 Webサイトのオウンドメディアもまったく同じ事がいえると思いますので、覚悟を持って計画しましょう。
Webから募集せずに全て信頼している方々のご紹介のみでスカウトするようにしています。
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。