CSS Nite LP52「ウェブサイト制作、手を動かす前に考えておくこと」フォローアップ(3)田口 真行さん(デスクトップワークス)

2017年7月15日(土)ベルサール神田 イベントホールで開催したCSS Nite LP52「ウェブサイト制作、手を動かす前に考えておくこと」のフォローアップとして、田口 真行さん(デスクトップワークス)の『ヒアリング LIVE 』セッションのスライドなどを公開します。

メッセージ

デスクトップワークスの田口です。 セミナーへのご参加ありがとうございました!

今回は、クライアントワークにおける『ヒアリング』をテーマに、CSS Nite史上初となる「ヒアリングを実演で見せる!」ライブスタイルで講義を行いました。

Webサイト制作の最初の工程であるヒアリングは、ただ相手に一方的に質問するだけの行為ではなく、その後の提案に必要な材料を相手の中から引き出す工程です。今回のケースのように、「ハッキリした戦略をもっていないクライアントの場合」は、『誰』に対して、『何を』与えて、『どうさせたいか』という切り口でヒアリングを進めます。クライアントとの会話を通じて、多方面から可能性の幅を拡げつつ、相手の反応を見ながら方向性を定めていく。言い方を変えれば、私にとってヒアリングは「クライアントを巻き込みながら展開する、アイデアブレストの場」と言えます。

これは、その後の提案(本プレゼン)で的を外さないために、また、制作進行上の大きな二転三転を避けるためにも重要なプロセスです。

この点について、さらに理解を深めていただくために、別のケースで実演したビデオを今回の参加者向け特典として用意しました。 こちらのケースは、短納期のプロジェクトを想定したヒアリングの実演です。生放送のライブ配信中にアドリブで行った内容ですが、『誰』に対して、『何を』与えて、『どうさせたいか』という切り口からヒアリングを進めて、提案へと繋げるプロセスの一部始終をご覧いただけます。

【別ケースのヒアリング実演ビデオ(参加者向け特典)】 https://vimeo.com/webdirection/taguchi-hearing

さて、今回のセッションを通じてあなたが感じたこと、「これ、やってみよう!」って気付いた発見を、知識の引き出しにしまい込むのではなく、明日からの現場でダイレクトに活かしてくれたら嬉しいです。

ありがとうございました!

田口 真行

■セミナーフォローアップ特番、生放送ライブ配信

7月18日、CSS Nite LP52のフォローアップ特番を生放送ライブ配信しました。 「セミナーもライブなら、フォローアップもライブで!」ということで、今回のセッションの“おさえどころ”をあらためて振り返りつつ、セミナー後に参加者の方から多くのリクエストを頂戴した『別ケースのクライアントを想定したヒアリング』の実演を行いました。アーカイブを残してますので、復習教材としてご活用ください。 https://www.facebook.com/webdirectorshool/videos/1466752886718556/

■田口真行のFacebook

 https://www.facebook.com/TaguchiMasayuki

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2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション