2018年2月24日(土)
2017年12月16日(土)ベルサール半蔵門 イベントホールで開催したShift11:Webデザイン行く年来る年のフォローアップとして、中川 直樹さん(アンティー・ファクトリー)の『』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップメッセージは、イベント開催直後(2017年12月)の時点のものです。
クロージング・セッションを担当した中川です。当日は長丁場おつかれさまでした。
過去10年を振り返ると、2007年にiPhoneが発売され、2008年にはAndroidのOSがオープンソフトウェアとして公開されました。
スマートフォンの誕生により、SoLoMo(SOcial/LOcal/MObile)ソロモの概念が生まれマーケティングを考える上での消費者購買行動もAIDMAからAISASへと騒がれていたのもこの頃です。
消費者目線の行動心理、消費者コミュニティを良い方向で盛り上げることが重要視され、そのため、Web関連制作も消費者との協働・共創が重要視されていました。
そして、そこから10年が経ち、消費者も、情報の洪水の精査も必要となると同時に改めて、お墨付きの本質、本物の情報と価値を求めるようになり、情報発信側も、きちんとしたブランド価値を情緒的に、または丁寧にわかりやすく、伝える必要が出てきました。
また、2010年のiPad発売以降、劇的にタッチパッドディバイスも普及してゆき、情報発信側は改めて膨大なデータの整理、汎用性も考慮し、また、消費者UXの設計とともに企業内の仕組みの整理、社員の教育を含めたサービスデザインの概念の時代に突入しました。
Web関連制作は、消費者との関係性以上に発信側(企業、ブランドなど)との協働・共創、ICTをベースとした戦略、戦術を一緒に考えることも多くなってきています。
この先も、仕事のニーズはより一層、さまざまな広がりを見せていくことも予想されます。
しかしながら、時代にあった対応、守備範囲を持つこと、柔軟性をもつことは大切であり、時代に求められる立場であり続けることが大切なんだと思います。
2018年もポジティブな意識を持ちお互いがんばりましょう!!
ありがとうございました。
株式会社アンティー・ファクトリー
http://www.un-t.com
中川 直樹
2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。