CSS Niteビギナーズ「基礎からのウェブ解析」フォローアップ(2)牧野 佐智子さん

2019年4月23日(火)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町 で開催したCSS Niteビギナーズ「基礎からのウェブ解析」のフォローアップとして、牧野 佐智子さんの『Googleの3ツールを使って、サイト改善、事業の成果につなげよう』セッションのスライドなどを公開します。

フォローアップ

セッション2を担当した牧野佐智子(サチコ)です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のセッションでは、Googleの3ツールで、ユーザーのことを一番理解しやすい「検索キーワード」を、
ご紹介させていただきました。

アクセス解析=Googleアナリティクスというイメージが強いですが、
これを機に、Search Consoleや、マイビジネスもぜひご活用いただければと思います。

Google検索エンジンは、これからもっとSERPS上でユーザーの課題を解決する方向で進んで行く傾向にあります。
まずは、自社やクライアントのマイビジネスがどうなっているかをご確認いただき、情報や説明文を追加してみて、効果を検証してみてください。

質問)

Search ConsoleのキーワードとGA内のSearch Consoleキーワードは同一なのか、どちらを見たほうがいいのか?

 見えるキーワードは同一です。
セグメントや比較て、キーワードや数値を確認したい場合は、Search Console本体側見るのが、おすすめです。
CSV形式でエクスポートして、並び替えや色付けしてキーワードをグループ化して、ユーザーの傾向を検討してみてください。

質問)
Googleマイビジネスは、ネットショップのみの運営で実店舗がない人でも登録したほうがよいのでしょうか?

 ネットショップの状況によりで、運営会社や事務所を登録するのはありかと思います。
個人のネットショップで、住所を明かしたくない場合はなどは、登録しないようがよいです。
(マイビジネス登録時に住所が必要です。)

質問)
住所は掲載したくないクライアントさんの場合どうしたらよいか?
ポータルサイトとかのGoogleマイビジネスは使えませんよね?

 住所を入力しないと登録できず、登録した住所はGoogleマップに掲載されてしまうため、登録できません。
原則、営業時間内に顧客と対応できるサービスでないとGoogleマイビジネスは使えないです。
そのため、ポータルサイトはマイビジネスに登録が難しいです。

質問)
Googleマイビジネスで悪いコメントを入れられてしまった場合の対処方法はありますか?

 Googleのポリシーに違反するクチコミであれば、削除依頼ができますが、削除するかどうかの判断はGoogle側です。

 お客様が、実際に来店して感じれたことを書かれていると思うので、書かれたことに対する真摯な対応をするのが、おすすめです。
クチコミに対する対応方法も事前に社内で決めておくこととよいと思います。

 禁止及び制限されているコンテンツ
https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114

 不適切なクチコミを報告する
https://support.google.com/business/answer/4596773?hl=ja

参考URL)

  • 「Search Analytics for Sheets」アドオンを使えばサチコのデータを一括で抜き出せる
    https://web-generalist.com/search-console-data-suction/
  • Google Search Consoleヘルプ
    https://support.google.com/webmasters/community?hl=ja
  • Googleマイビジネスヘルプ
    https://support.google.com/business/?hl=ja#topic=4539639
  • すべてのGoogleマイビジネスポリシー
    https://support.google.com/business/answer/7667250?hl=ja
  • Googleナレッジパネル完全攻略! 究極の「虎の巻」【前編】 〜標準24項目
    https://webtan.impress.co.jp/e/2019/03/11/32023
  • Googleナレッジパネル完全攻略! 究極の「虎の巻」【後編】〜特別11項目+チェックリスト13項目
    https://webtan.impress.co.jp/e/2019/03/18/32029

2019年、CSS Niteでは49回の関連イベントを通して123セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2019年のベスト・セッション