CSS Nite Shift12フォローアップ(1)中川 直樹さん(アンティー・ファクトリー)

2018年12月22日に都内で開催したCSS Nite Shift12「Webデザイン行く年来る年」として、中川 直樹さん(アンティー・ファクトリー)の『基調講演:産業や社会、そして人の行動の変化、2020年に向けて何を見据えるべきか?!』セッションのスライドなどを公開します。

フォローアップ、メッセージ

「産業や社会、そして人の行動の変化、2020年に向けて何を見据えるべきか?!」

基調講演を担当した中川です。本講演最後、「AI」は人々(我々)の仕事を奪うのでしょうか?との問いかけで終えましたが、これに対する僕の考えを少しだけ述べさせてもらいます。

人類は今まで、時代をさかのぼると、農業革命に始まり各種産業革命からの情報革命と、都度世界を取り巻く産業構造を変化させてきました。

これは、人間がより良い未来を意識して、数々のイノベーションを繰り返した結果です。

今回、話の中で触れたソサエティ5.0とは、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会です。

ソサエティ5.0に欠かせない「AI」や「ロボット」の技術や運用は、ある日突然、ドラスティックに生まれたものではなく、何十年にも渡る、基礎研究からの開発、事業化、産業化へと発展していってるものであり、コンピューター・テクノロジー、コンピューター・サイエンスであったり、ユザー・インターフェース、ユーザー・エクスペリエンスという概念なども重要な役割を果たしています。

そして、我々webに従事する者の仕事の根本は、クライアントの課題や、社会の問題を解決することであり、その仕組み作りにweb、ICTを利用しているわけですが、それらも先に述べたテクノロジー、概念が共通しており、結果「AI」や「ロボット」との親和性も高いと言えるでしょう。

つまり、今後、仕事上で「AI」や「ロボット」が必要なのであれば、それらを組み込んで応用させていけば良いのです。そのためには、今までと同じことをしていてはダメで、web制作の現場も、一つ先に進まなくてはいけません。

それが、本講演で結論づけた「モバイルファーストからAIファーストへ」という提言なのです。

また、日本国内だけのことを考えても、少子高齢化がこの先進みます。生産年齢人口(15~64歳の労働可能な人)が減っていく中、世界に対する経済競争力、GDPの維持を考えると、「AI」や「ロボット」も人に変わる生産活動ができる新たな基準単位として意識していくのであれば、我々の技術力や仕事は、発展とともに更に重要な役割を担っていくことでしょう。

【政府広報】ソサエティ5.0 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/

ソサエティ5.0「すぐそこの未来」篇(90秒)<字幕版> https://www.youtube.com/watch?v=gRSB9BxadYs

【内閣府】ソサエティ5.0 https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

【総務省イメージムービー】Connect future ~5Gでつながる世界~(3分ver) https://www.youtube.com/watch?v=ArRWXopUHAQ

株式会社アンティー・ファクトリー

中川 直樹

『こんなプロジェクトはいやだ!』をいいね!にするカイゼン(2月27日[水])

栄前田 勝太郎さん(リズムタイプ)を講師に迎え、問題発見・解決のためのメソッドを伝え体験してもらい、それを持ち帰って自分の職場(プロジェクト/チーム)で実践できるようにする講義+ワークショップです。

2018年、CSS Niteでは29回の関連イベントを通して125セッションが行われました。その中からベスト・セッション+αを選びました。

2010年から2018年のベスト・セッション